野菜ソムリエの私が旅に出ようと思う時は、「気になる農産物の生育を見たい」とか、「それらを育てている生産者にお話を聞きたい」ということから始まります。
地図を広げてアクセスを確認し、周辺の観光情報を収集して旅のプランを固めていきます。
今回は名古屋を旅しました。
目次
今回、旅のきっかけになったもの!
ハイビスカスローゼルって何?
今回、旅のきっかけになったもの!

(画像=『たびこふれ』より 引用)
1年前からフェイスブックにチラチラ登場する赤い実のようなもの。ずっと気になっていて、スケジュール調整ができたので、いよいよそれを栽培している杉山尚美さんに訪問の意向を書いたメッセージを送りました。
新千歳空港から名古屋国際空港へ。そのまま名鉄を乗り継いで津島駅に到着。お言葉に甘えて迎えに来ていただきました。
駅から車で10分もかからず畑へ。住宅密集地へ向かっています。「えっ? ここが畑?」

(画像=<住宅地の間にあるハイビスカスローゼルの畑>,『たびこふれ』より 引用)
「そうなの、ハイビスカスローゼルは、少しの土地で作れるものなのですよ」と杉山さん。
杉山さんは2011年からこのハイビスカスローゼルを栽培しています。「名古屋は盆地なので、夏はとても暑い。そして梅雨もあるから、日本の中では原産国の気候にすごく近いと思うの」。
そう、今回の私の旅のきっかけとなったのは「ハイビスカスローゼル」!
ハイビスカスローゼルって何?

(画像=<インスタ映えするルビーレッドのハイビスカスローゼル>,『たびこふれ』より 引用)
「ハイビスカスローゼル」って、あまり聞いたことがない名前ですね、これはハーブの一種。アフリカ原産で、アオイ科の植物。学名はHibiscus sabdariffa(ハイビスカス サブダリファ)といいます。
魅惑的なルビーレッドの色が目をひくだけでなく、多くの栄養成分が含まれていて、古くから食用とされてきました。お茶は色も美しく、美肌効果が期待できると、世界三大美女のクレオパトラも愛した飲み物だとも言われています。

(画像=<アオイ科ということもあり、花は観賞用のアオイの花に似ています>,『たびこふれ』より 引用)