1年続けてみた反響

楽しみにしているという声を定性的にいただくことは増えてきました。閲読率を厳密に計測できてはいないのですが、社内の6〜7割くらいの方には読んでいただいています。

ランチ情報などは反響がわかりやすく、社内報に載っていたところを探して食べに行ってみたという話も聞きました。新しく入社した方からは過去の号を見ることで「会社の雰囲気がわかった」と言ってくれたケースもありました。

「一緒に働くメンバーの理解が深まるひとつの場」を目指す

社内報は目に見える形で生産性が上がる類の施策ではありません。ですが、読むことで「やっぱりモノグサ(会社)いいな!」と思い返せるような機会にできたらと思っています。

また、様々な専門性を持つ会社の社員のことを業務のことだけではない側面から知ることでコミュニケーションが円滑になり、仕事を進める上でもポジティブに働くことにつなげたいです。

また蓄積したコンテンツは、採用広報用目的で運営をしているnoteやいずれ「紙の社内報を作ろう」となった際にを活用したいです。

こだわろうと思えば、いくらでもこだわれるのが社内報だと思いますが、この「slack社内報」はスタート時はSlackの内容をNotionに貼り付けて見出しをつけるだけのところから始めているので、始めるための工数はかなり少なくできると思います。社内報を検討されている企業様にとっての1つの参考事例になれば嬉しいです。

<著者プロフィール>

中村大志
モノグサ株式会社 広報

2013年新卒で株式会社マイナビ入社。求人広告の営業に従事した後、2015年より食品・ヘルスケア専門のPRエージェンシーに入社して食品やサプリメント等の商材のPR業務に従事。2020年にモノグサ株式会社へ1人目の広報担当として入社後、自社についてや提供しているプロダクト「Monoxer」のPR活動を担っている。