飲食店の第三者認証制度とは?

既存の共通ガイドラインをさらに強化する形で都道府県が飲食店の感染対策に関する基準を定めた上で、個々の飲食店に対して基準適合性を確認し、認証する制度。認証店はステッカー配布などのインセンティブが受けられる。

国や自治体が飲食店に対して感染症対策の徹底を求めているが、個々で取り組んでいると、不十分であったり、誤解をしていたりするケースがある。第三者認証された店舗は“安心安全なお店”だとお客さまに捉えられるため、飲食店経営を支援する制度と言える。

各都道府県は以下の4項目を中心にした認証基準を設定し、個別の飲食店を訪問して基準適合性を確認し、認証している。
●座席の間隔の確保(又はアクリル板の設置)
●食事中以外のマスク着用の推奨
●手指消毒の徹底
●換気の徹底(1,000ppm以下で)

一例をあげる。東京都で行っているのは「徹底点検TOKYOサポート」だ。特徴は、上記4項目に、地域の特性を考慮し、「コロナ対策リーダーを中心とした取り組み」を加えて、5つの対策分野としていること。店舗ごとのマネージャーなどの責任者が、e-ラーニング研修を修了し、コロナ対策リーダーとなる。店舗・お客さま双方に感染防止マナー促進の働きかけができるコロナ対策リーダーを据えることで感染対策の実効性を高めることを狙う。

第三者認証制度の活用はウィズコロナ時代の飲食店経営に追い風となる。まだ認証を受けていない場合、ぜひ検討して欲しい。

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提供元・Foodist Media

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