大蛇のような良型ハモ浮上

じわじわ浮かせてくると、海面下に見えたのは……、細長い!え?細長い?なんだなんだとのぞき込むとハリスをぐるぐる巻きにした大蛇のような魚体が浮上。丸山さんは、タモは使わず一気に抜き上げた。

冬のイカダ五目釣りでシマアジにヘダイ連発【三重】 ラストは大型ハモが登場イカダ五目でハモ浮上(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

大蛇だと思った魚の正体はなんとハモ。腹の部分の胴回りは二の腕ぐらいありそうなほど太く、鋭い歯は人の指なら簡単に食いちぎれそうなほど鋭い。かまれないように慎重にハリを外す。

冬のイカダ五目釣りでシマアジにヘダイ連発【三重】 ラストは大型ハモが登場ハモの鋭い歯(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

最後はハラハラドキドキ、そしてガックリという展開だったが、十分に楽しめた一日となった。

やっぱり冬でもイカダは楽しい!

ヘダイは工夫ひとつで入れ食い、素敵なゲストも交じってお土産は十分。また泳がせ釣りでは本命は出なかったものの、思わぬ巨大ハモに2人で大騒ぎ。こんな釣りが丸一日楽しめるのも、貸し切りで釣りができるイカダならではだろう。

帰りに聞くと、ヒラメは2月になれば本格化するとのこと。また青物もまだまだ湾内にとどまりそうなので、泳がせ釣りはもちろん、ルアーで狙っても面白いだろう。

冬でも楽しい迫間浦のイカダ。年末年始はぜひ家族や釣友同士で楽しんでいただきたい。なお、釣行の際は防寒対策を万全に!

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<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
澤村渡船
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年1月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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