それを考えると、筆者を含め世の中にある仕事はこれから消えていくことになるだろう。そのため、いつまでも今やっている仕事が続く前提ではなく、「いつか消える可能性がある」ということを考慮しながら、なるべく延命できるビジネスの方法を模索するべきだし、可能ならこれまでの知識や経験を活用できる別の仕事へスイッチする道も検討するくらいでいいかもしれない。少なくとも筆者はそう考えながら日々の仕事をしている。
誤解してもらいたいくないのは、技術の進展は歓迎するべきことであるし、最悪を覚悟しながら最善策を模索する姿勢が変化への対応力の本質にあると思っている。だからこの傾向は否定しない。その逆に既存の仕事を無理に延命せさ、非効率性を受け入れるようになると社会全体に非効率性をもたらす結果になる。日本経済がかつての活気を失っている要因の一つに、変化を拒む姿勢もあるのではないかと思っている。
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若さも仕事もいつかなくなる。だからこそ、現状に甘んじずに今できる最善を尽くしながら次の変化の扉を叩くというのが良いと思っている。
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