セアカフタマタクワガタは、見た目の大きさとかっこよさから人気のクワガタです。この記事では、セアカフタマタクワガタの飼育方法について紹介します。ブリードを行い羽化までにかかる期間や、飼育方法についても詳しく紹介するので、チェックしてみましょう。

目次
セアカフタマタクワガタとは
成虫を飼育してみよう

セアカフタマタクワガタとは

東南アジアに生息しているクワガタ

セアカフタマタクワガタの飼育ガイド。羽化までにかかる期間や温度管理のコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

セアカフタマタクワガタとは、東南アジアに生息しているクワガタで、正式名称はパリーフタマタクワガタと言います。セアカフタマタクワガタは、大きいものだとオスで90㎜以上に成長しまる大型のクワガタの中で、とても人気があります。

また、セアカフタマタクワガタは大きいだけではなく気性も粗いので、飼育するときは複数を一緒のケースで飼育するのではなく、単体で飼育するのがおすすめです。

セアカフタマタクワガタの魅力

セアカフタマタクワガタは、大あごの端が二股に分かれているのが特徴です。また、背中の色やシルエットがかっこいいと人気があります。日本では生息していないクワガタの種類ですが、比較的流通量も多いので、購入して飼育する人が多いです。

セアカフタマタクワガタは、オスは大あごが特徴的ですが、メスには大あごがありません。それぞれ異なった形をしているので、違いをチェックしてみるのもいいでしょう。

セアカフタマタクワガタはどこで買える?

セアカフタマタクワガタの飼育ガイド。羽化までにかかる期間や温度管理のコツも解説!
(画像=Photo byKaoruYamaoka,『暮らし〜の』より 引用)

セアカフタマタクワガタは、日本に生息していないため、飼育するには購入する必要があります。昆虫を扱うショップで購入するか、ネット販売でも購入することが可能です。

オスとメスのペアで購入すれば、産卵や羽化まで行うことができるので、ペアでの購入がおすすめです。オス同士を数匹飼う場合は、喧嘩をしてしまうので、個別に飼育するのがいいでしょう。昆虫ショップやネットでは、インドネシアのスマトラ産やベンクール産のセアカフタマタクワガタが販売されています。

成虫を飼育してみよう

大きめのケースを用意しよう

セアカフタマタクワガタの飼育ガイド。羽化までにかかる期間や温度管理のコツも解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

セアカフタマタクワガタは、活発でサイズが大きいので、成虫を飼育する際は、大きめのケースを用意するのがおすすめです。また、クワガタによく見られる土に潜る習性あまりないので、ケース内に入れるマット材は固定しておくのがいいでしょう。

セアカフタマタクワガタは23~25℃ぐらいの温度を好みます。最低でも10度以上、最高でも35℃以下で管理して下さい。また、エサは市販の昆虫ゼリーなどを与えましょう。

温度管理はどうやって行う?

セアカフタマタクワガタの飼育には温度管理が大切です。温度が高すぎる夏には、ケースの下に保冷剤を敷いてあげたり、扇風機やエアコンをつけたりすることで、適温にしてあげるのがおすすめです。

また、温度の低い冬は飼育ケースを発砲スチールの中に入れたり、毛布で包んだりするのもいいいでしょう。他にもケースの下に温度設定ができるパネルウォーマーを使うことも可能です。温度の変化により死んでしまうこともあるので、飼育ケースの周りの温度をチェックして管理して下さい。