目次
仕掛けに結ぶ結び方:応用編
釣りで針へ直接結ぶ場合の結び方
仕掛けに結ぶ結び方:応用編
①ループノット
ループノットは、仕掛けの金属部分に直接結ばないので、ルアーなど仕掛けの動きを制限しない働きがあります。強度はそこまで高くはないので早い動きが必要な時だけに使うのがおすすめです。
結び方は、仕掛けの金属部分を片結びでしっかりと結びます。この時片結びのループに端糸を通すようにして金属部分にしっかりと固定します。本線に輪っかを作ってここにユニノットで2回結んで締めれば完成です。
POINT結び目が2つ出来上がる
- 1つは片結びで仕掛けの金属部分に出来る
- もう1つはユニノットを2回結んだ結び目
- 2つの結び目の間のラインは2重
- 2つの結び目の距離はおよそ1センチが望ましい
②漁師結び
漁師結びは、完全結びとも呼ばれており、漁師の人がよく使う結び方です。漁師の人が使う結び方ということもあり、特に太いラインではかなり強い強度を誇ります。太いラインを使う場合などに重宝する結び方です。
まずは輪っかを作ってフックなどに通していきます。輪っかと本線を一緒に端糸でぐるぐる巻き付けていきます。端糸を輪っかに通したらゆっくりと締めれば完成です。
釣りで針へ直接結ぶ場合の結び方
ルアー釣り以外の釣りの場合についても補足説明をします。主に餌釣りや自分で仕掛けを作る場合には、釣り糸と針を直接結ぶ必要があります。そこで外掛け結びと内掛け結びという結び方を紹介していきますので、参考にしてください。
①外掛け結び
直接針に結ぶ基本的な結び方は外掛け結びです。太い糸でも比較的結びやすい結び方なので、大物を狙いたい時などに重宝する結び方です。結び方としては、まず最初に糸を20センチほどで折ります。そのまま針に重ねて糸の端っこで重ねた糸と針をぐるぐる巻きにしてください。
最初に折り返した時に出来た輪っかに糸の端っこを通してゆっくりと締めれば外掛け結びの完成です。ぐるぐる巻き付ける時に糸が解けてしまう場合には、指で軽く抑えると比較的上手に巻きつけられますよ。
②内掛け結び
内掛け結びは、細めの糸でも対応ができる基本の結び方です。使う糸が細めの糸を使用するならば内掛け結びの結び方も覚えておいてください。結び方は針と糸を重ねます。この時、端っこを20センチ程余らせておきます。
外掛け結びの時とは違い、本線で輪っかを作りながら本線と針をぐるぐる巻き付けてください。本線と端っこをゆっくりと締めれば完成です。