目次
3.釣り糸の結び方:ユニノット
4.釣り糸の結び方:イモムシノット

3.釣り糸の結び方:ユニノット

ずっと使える基本中の基本

【連載】コレだけ覚えておけばOK!釣りライターが使ってる糸の結びを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

極細ラインは3.5ノット、あとは堀田式FGノットでメインラインの結びは完成。ここからはリーダーとスナップを結ぶときに使っている結び方をご紹介します。最初は釣り糸結び基本中の基本ユニノット!リーダーの残りが少ないなーという時はクリンチノットで結ぶこともありますが、ほとんどの釣りをこの結びで遊んでいます。簡単な結び方である程度の強度が得られて失敗しない、ハイバランスなノットです!

①ユニノットはこの釣りにおすすめ!

筆者はライトゲームからライトショアジギング、サーフ程度までこの結び方を使用。大型の青物が期待できるタイミング以外、ほぼすべての釣りをこの結び方で遊んでいます。初心者向けのままでいいのか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今のところ不便に感じたことはナシ!時々遊ぶちょい投げ、堤防泳がせもこの結びです!

②ユニノットの動画をチェック!

ユニノットも結び方動画をご紹介。結び方は非常にシンプルで、スナップにラインを通してからループを作り、先端をループの中に5回ほど通して締めこむだけ。一気に締めこまず、少し締めこんだら結び目をスライドさせて締めこむのがこの結び方のポイントです。このスライドさせる動きは釣り糸結びのポイント!追い越しがなくなるとともに、結び目をきれいに、しっかり結束することができます。釣り初心者の方はこの結び方から練習です!

③ユニノットをきれいに結ぶコツはコレ!

前項でもご紹介しましたが、一気に締めないというのがこの結び方のコツ。軽く締めて結び目を作る、軽く引っ張って結び目を動かす、結び目がスナップに接触してからしっかり締めこむ、と手順を踏むことで、信頼性の高い結びが完成します。ゆっくりやってもすぐに終わる結び方なので、焦らずしっかり結びましょう!

4.釣り糸の結び方:イモムシノット

結束強度が欲しい時に!

【連載】コレだけ覚えておけばOK!釣りライターが使ってる糸の結びを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

大型が期待できる時期、筆者の場合はブリが回遊する時期のライトショアジギングやヒラスズキ釣りで使う結び方です。結び方自体は非常に簡単かつ、ダブルラインで信頼性が高いのがこの結び方のポイント。フロントアシストフックでのフッキング等、リーダーと魚の歯が接触するようなシチュエーションへの有効性が評価されている結び方ですが、タチウオやサワラに対しては多少マシかな、という程度のイメージで使っています。溶接リングを使う釣りにはこの結びがおすすめです。

①イモムシノットはこの釣りにおすすめ!

ショアゲームであれば海底の起伏が気になる釣り場、大型青物、パワーファイトが必要になる磯での釣りにおすすめ。筆者は強度の高い溶接リングに対して使用することがほとんどですが、高強度スナップを使う時もこの結び方を使う時があります。結束部から1cm程度、硬くクセのついた部分ができてしまいますが、メタル系や大きなルアーであればアクションへの影響は心配ナシ。ユニノットで不足を感じる場合は、この結び方を試してみてください!

②イモムシノットの動画をチェック!

イモムシノットの結び方動画です。結び方自体は非常に簡単で、折り返したリーダーをリングに通し、折り返すようにしてダブルラインでリングが止まるような形を作ります。リングを固定しながらグッと引っ張って、結び目を整えたら後はハーフヒッチを上下で何度も繰り返し。1cm程度編んでおけば十分です。あとはエンドノットで固定して完成です!

③イモムシノットをきれいに結ぶコツはコレ!

コツはリーダーの本線にしっかりテンションをかけること!面倒でもプライヤー等を使って力をかけるのが結び方のポイントです。ルアーを付けてフックをタックルボックス等に引っ掛ける、というやり方でも構わないので、しっかりテンションを維持しながら結びましょう。太いフロロで行う場合は慣れが必要です!