目次
1.釣り糸の結び方:3.5ノット
2.釣り糸の結び方:堀田式FGノット
1.釣り糸の結び方:3.5ノット
エステルからPE0.4号程度までは3.5ノット!

まずはアジングで使用するエステルラインからPE0.4号程度まで、細いメインラインを使用する釣りで使う結び方です。3回通しと0.5回、つまり1本だけを通すことから3.5ノットという名前がついた結びで、結び方はユニノット+αといった程度の超低難易度。本線の強度が低く、結束強度のロスがあまり気にならない時に使っています。夜釣りでも結べる手軽さ、スピードが魅力のノットです!
①3.5ノットはこの釣りにおすすめ!
筆者がメインで使用する釣りはアジングとメバリング。2000番クラスのリールで細い糸を使う時に使用しています。アジ、メバルとも尺が狙える時期は本線を太くしてFGノットを使うので、20cm程度まで、という釣りにおすすめ。港内でのライトゲームではほぼ全てこの結びを使用しています!
②3.5ノットの動画をチェック!
結び方を解説している動画をご紹介。手順が非常に分かりやすく紹介されています。20cm程度カットしたリーダー、本線の先端を合わせて持って、ループの中に先端を3回通し。本線のみをもう一度ループに通します。あとはすべてのラインを引っ張れば結びが完成。結びが集まる部分を軽く湿らせておくのがベターです!
③3.5ノットをきれいに結ぶコツはコレ!
コツは一回目の締め込み時、なるべくリーダーと本線が同じようなペースで縮んでいくように調整すること。片側だけ締めこまれると結び目がダマのようになってしっかり結束できません。また、結び目が小さくなった後しっかり締めこみを行うのもポイント!エステルでもしっかり締めこむようにしています。リーダー同士、本線同士でしっかり締めておきましょう!
2.釣り糸の結び方:堀田式FGノット
ショアゲーム最強のノット

PE0.6号からは堀田式FGノットを使用中。PE1.5号まで、メバルでも青物でも、ショアゲームはほとんどこの結びです。FGノットと何が違うのかというと単純に手順が少し簡略化されているだけ、この結びができればスタンダードなFGノットは結べるし、FGノットを使っている方であればすぐに堀田式FGノットを使えるという内容なので、迷ったらコレを練習すればOKです!
①堀田式FGノットはこの釣りにおすすめ!
PE0.6号程度からPE2号程度までの釣りにおすすめ。大型青物狙い、ランディングの条件が厳しい、という場合は手順を少し変えてFGノットを使いますが、サーフゲームは青物が入る時期でもほとんどこの結び方です。人気のショアゲーム全対応、強度、手順とも申し分なしの結び方です!
②堀田式FGノットの動画をチェック!
「堀田式」の生みの親、堀田氏による結び方の解説動画です。手順はほぼ全てFGノットなので省略しますが、編み込みがちょっと少なめの10往復、ハーフヒッチは1回通しで片側からのみ、というのが主な変更点。エンドノットも2回通しです。昔は指に巻いて結ぶFGノットの結び方もありましたが、この本線を真っすぐ張って編み込みを行う、というのがキモ!釣り場でも結びやすく、失敗しにくいです!
③堀田式FGノットをきれいに結ぶコツはコレ!
最大のポイントは本線をしっかり張っておくこと。ロッドにラインを通した状態からであれば、竿先を少し曲げることができる角度を作る、リールからであればリールが動かないようにする、というのがポイントです。慣れないうちは編み込み都度を見ながら、追い越しが無いか、緩みが無いかチェックしながら結んでみてください。最初はゆっくり、数回に一度、PEを両側から引っ張って編み込みの形を整えるのがおすすめです!