小松菜の栄養

【連載】旦那メシ。落語のネタにもなる小松菜のうまい食べ方!
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ベータカロテン

ベータカロテンには体の中で皮膚や粘膜の生成、維持に効果がある栄養素となっています。他にも抗酸化作用があるので老化やガン、生活習慣病の予防に効果があるとされています。食と合わせて生活習慣を見直してみましょう。

ビタミンA

ビタミンAには目や皮膚健康に役立つ効果がある栄養素となっています。ビタミンAが不足すると暗いところで目が見えなくなる通称鳥目という夜盲症になってしまう恐れがあります。目の為にも大切な栄養素となりますので積極的に食事に取り入れましょう。

カルシウム

牛乳や豆腐にたくさん含まれているカルシウムは小松菜にもたくさん含まれています。骨や歯の元になるカルシウムは体に吸収されにくい栄養素となっていますので意識して食事に取り入れるにしなければ知らず知らずのうちに骨粗しょう症予備軍になってしまうかもしれません。

鉄分

鉄分は血の元になる栄養素です。貧血気味な人は小松菜を食事に取り入れる様にすると効果的に鉄分を摂取することができます。また生活強度が強い人は汗と一緒に鉄分も流出してしまうので積極的に食べる様にしましょう。

小松菜が出てくる落語

下肥菜

【連載】旦那メシ。落語のネタにもなる小松菜のうまい食べ方!
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ここでは小松菜が出てくる落語を紹介します。自分が聞いた落語の断片なので多少違うところがあるかもしれませんがご容赦下さい。

枕:昔の殿様は世間知らずも多かったようで、わからない事があれば側にいるお付きの者に聞いたりしていました。

殿:即答を許す。本日、膳にのっておる菜であるが、先日食した菜の方が美味であったように思われる。この儀はどうじゃ。

お付き:恐れながら殿に申し上げます。先日は三河島菜、肥料に下肥などをもちいりますれば、味も一段とよろしいかと存じますが、こんにちは当藩下屋敷にて採取いたしましたもの、肥料に干鰯などをもちいりますれば、味が一段劣るかと存じます。

殿:左様か、しからば菜と言うものは下肥をかけると美味になるのじゃな。

お付き:左様でございます。

殿:なれば苦しゅうない、これへ少しかけてまいれ。

小松菜の名前は江戸発祥。落語の発祥も江戸!

紹介した落語は世間知らずの殿様が肥料として使っている下肥を調味料かなんかと勘違いしているところが面白い落語となっています。オチがあるから落語と呼ぶと言われている落語の発祥は江戸から生まれました。今でも人気の古典芸能である落語は口上と扇子、手拭いの少ない道具で実にリアリティのある世界観を私たちに見せてくれる娯楽となっています。

落語は面白い!

下肥菜という落語の小咄を紹介しました。他にもたくさんの落語があります。聞いたことがないという人におすすめの落語は面白い話であれば「時そば」特に柳家喬太郎さんの一席が爆笑してしまいます。泣ける話であれば「紺屋高尾」こちらは桂歌丸さんの一席がおすすめです。ぜひ一度落語を聞いてみて下さい!