暖かい毎日から一転して寒い日が続く様になってきました。暖冬と言われていましたが温度差が大きくなるとより寒く感じてしまいますね。こんな時は寒さに強い小松菜の力にあやかって寒さを乗り切りたいと思います。小松菜の調理のコツと小松菜のナムルのレシピを紹介します!

小松菜は霜が降りてからうまくなる

暖かい日から一転!寒さに震える日々!

【連載】旦那メシ。落語のネタにもなる小松菜のうまい食べ方!
pixabayロゴPhoto byJillWellington(画像=『暮らし〜の』より 引用)

春の様な陽気が続いたと思えば急転直下、寒さに震える日々が続く様になってきました。これが例年通りの寒さだったかな?と去年のことを毎年振り返っているような気がします。先週の牡蠣鍋で体調はだいぶ持ち直した様な気がしますが、この寒さであればまた風邪をぶり返すのではないのか?と二重の意味で震えてきそうです。

毎朝、車も凍る始末

毎朝、通勤で車に乗りますがフロントガラスの凍結を溶かす所から私の1日が始まっています。雪国の人には叱られてしまいそうですが、私の家の周りでは雪が滅多に降る事がありませんので何年経ってもなかなか慣れる事はありません。

寒さに強い小松菜にあやかろう

こんな寒い時は2月に旬を迎える寒さに強い小松菜にあやかって寒さに備えてみようと思います。小松菜にはベータカロテンをはじめとした栄養がたくさん詰まっています。小松菜の名前の由来や栄養素、小松菜が登場する落語を紹介します。最後に小松菜を使った常備菜にもぴったりな小松菜のナムルのレシピと小松菜を上手に調理するコツをレシピと併せて紹介します。

小松菜の名前の由来

小松菜の名前は小松川に由来する

【連載】旦那メシ。落語のネタにもなる小松菜のうまい食べ方!
flickrロゴPhoto by khf_fjs(画像=『暮らし〜の』より 引用)

小松菜の名前は江戸時代、武蔵国葛飾郡小松川村でたくさん作られた事に小松菜の名前の由来があります。徳川綱吉に献上された時に地名から「小松菜」と呼ばれる様になったと言われています。小松菜の別名は鶯菜(うぐいすな)と呼ばれ3月から出荷される為、鶯が鳴く頃の菜の意味があります。

地域によって名前が変わる

小松菜はそれぞれ地域ごとに根付いた小松菜があります。同じ品種もあれば、土着の品種もあるそうです。現在では流通していない品種もありますが有名な小松菜の別名の品種と名前を紹介します。

武州寒菜

武州寒菜は埼玉で栽培されていた小松菜の一種です。現在は流通していないようです。見た目の特徴としては葉に切れ込みがあります。名前はそのままですが埼玉は昔、武蔵野国=武州と寒い時期に旬を迎える寒菜を組み合わせて、産地の武州と繋げて「武州寒菜」と呼ばれる小松菜がありました。

大崎菜

大崎菜は新潟で作られている小松菜を改良した寒菜の一種となっています。現在の魚沼市大崎地区で栽培が開始された為、地名から大崎菜と呼ばれる様になりました。小松菜とは味わいが異なり苦味が強い小松菜の一種となっています。

黒菜

黒菜は熊本で作られている小松菜の一種です。伝わった経路は不明となっていますが、熊本の蒸気が噴き出している土地に定着しているようです。小松菜と同じく耐寒性で緑が濃い品種となっています。