目次
オモックを自作してみよう!③アシストフック
オモックを自作してみよう④「取り付け」

オモックを自作してみよう!③アシストフック

アシストラインとフックの結合

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

15cmほどにカットしたアシストラインを用意します。ラインのセンターに入っている芯は抜きます。ハリ(張り)のあるアシストフックを作るには抜かなくても良いのですが、魚の食い込みが悪い気がします。ラインを重ねた部分の真ん中にフックを通して「本線をフックの内側」から出します。

チモトの結束

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

フックを固定し糸を巻いていきますが、その糸を「セキ糸」と呼びます。セキ糸はアシストフック専用のセキ糸が売られてはいますが、実際には海水に強いものなら何でもOKです。古くなったPEラインを使う方もおられますし、ポリエステルのミシン糸を使う方もおられます。これをアシストラインが見えなくなるまで巻きます。ハーフヒッチ3回ほどで留めたら瞬間接着剤でフィニッシュしましょう。

熱圧着チューブで美しく

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

最後に熱圧着チューブをアシストライン側から入れ、チモトのアシストラインが隠れるまで被せます。先に長さを測ってカットしておきましょう。熱圧着チューブはドライヤーや熱湯、ライターの炎などの熱を使い圧着させますが、炎を使う際はアシストラインやセキ糸を溶かしてしまわないように気を付けましょう。あ、あと火事もね。出来上がったアシストフックはスプリットリングに「ひばり結び」で取り付けておきましょう。

オモックを自作してみよう④「取り付け」

いよいよ合体

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)
いよいよ①で作ったオモック本体と②で作ったアシストフックを合体させます。スプリットリングをオモック本体に付けておく作り方と、アシストフック側のスプリットリングのみを使う作り方と、結束方法は二つあります。どちらでも良いのですが、経費削減のためにも作業効率を上げるためにもスプリットリングは一つがおすすめです。 ### オモックの構造
【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ロッドから伸びたリーダーの先にスイベルやエイトロックを装着し、オモックのスプリットリングに取り付けます。すると魚が掛かった場合、アシストフックとスイベルが直結状態になり、オモック本体には負荷の掛からないフリーの状態になります。ですからくれぐれもオモック本体のアイにスイベルなどを取り付けないで下さい。バラシの要因になります。

オモックの動き

さて、完成したオモックを早速使ってみましょう。お風呂などに水を張って動きを確かめるもよし、シーカヤックフィッシングなどで実戦デビューさせるもよし。まず感じる事はフリーフォールさせた時にアシストフックがフィンの代わりになって「意外に泳ぐ」こと。その動きは感動的ですらあります。よく「こんなものでよく釣れるな」という感想を聞きますが、実際に右に左にヒラヒラと落ちて行く様を見ると「あ、これは釣れる」と確信しますよ。