南の国で生まれた魚釣りの仕掛け「オモック」をご存じでしょうか?元々は奄美沖縄の漁師さんが自作していたもので、安い材料で簡単にでき、釣果も期待できる優れもの。今回はオモックに取り付けるアシストフックの作り方とともに、オモックの簡単な自作方法をご紹介いたします。

目次
オモックって何だろう?
オモックの仕組み

オモックって何だろう?

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

釣り好きの皆さんこんにちは。釣り嫌いの皆さんさようなら(ウソウソ)。今回ご紹介させていただく「オモック」は超簡単な大物釣り仕掛けです。元々は奄美沖縄の一本釣り漁師さんが開発したもので、特に浮き漁礁(パヤオ)周りで真価を発揮します。マグロやカツオなどの回遊魚からハタ系のロックフィッシュ、カンパチやブリなどにも効果のある万能ジグです。あ、もちろん嫌われ者のエソくんなんかも後を追いかけてきますが。とにかく簡単な作りで効果抜群なので、最近は全国的に流行っています。

オモックの仕組み

【連載】え!こんなもので魚が釣れるの?自作疑似餌「オモック」のすすめ
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

最近では自作オモックをさらに進化させるチューニングなども流行っているそうですが、基本の部材はたったの4つです。深く沈めるための「ナツメオモリ」、フックと本体を繋ぐ「鉄ないしはステンレスの針金」、アイに通す「スプリットリング」、それに「アシストフック」の4点です。これらを組み合わせることで漁師さん直伝の爆釣ルアーができてしまうんです。

ほとんどが自作

フジワラ ナツメリグ 10号

やはり「釣れる」「原価が安い」となるといろいろな釣具屋さんが「製品」として売り出してきますね。オモックというネーミングをそのまま使っているところもあればナツメリグなどという名前を付けているところもあります。もちろんそれらをお買い求めいただいてもけっこうなのですが、それら製品もよくよく説明書を読むと「一つ一つ手作り」なんて書かれています。であれば是非自作しましょう。一つあたり単価は約100円ほどで済みますよ。