目次
アイススケートの止まり方の種類と特徴
アイススケートの止まり方の練習方法は

アイススケートの止まり方の種類と特徴

それでは初心者の方でも簡単にできるアイススケートの止まり方種類とそれぞれの特徴を見ていきます。ひとくちにアイススケートの止まり方といっても複数あるため、自分にとってお気に入りの止まりやすい止まり方を探してみましょう。

アイススケートの基本の止まり方1.イの字

まずは片足で止まる方法からご紹介します。止まり方にはその足の形に似ている文字の名前で呼ばれます。

カタカナのイの字に似ている足になることからイの字ストップと呼ばれる方法は、左足を滑りながら足首をひねり、ななめ前に出して右足をそれに添えるように進行方向に向けたままブレーキをかけるアイススケートの止まり方です。

アイススケートの基本の止まり方2.Tの字

アイススケートのT字ストップには2種類あって右足を左足の前に出す方法と右足を左足の後ろに付けるようにする形があり、逆Tの字ストップとも呼ばれます。

この呼び方は前者をTと呼んだりその逆であったりと人によって変わりますので、あまり呼び方にはこだわらず右足の前後で判断するようにするとよいでしょう。

どちらの場合でも左足は進行方向にまっすぐ向けて滑り右足でエッジをかけます。

アイススケートの基本の止まり方3.両足

アイススケートでの止まり方で見たことがある・記憶に残っている方法の多くは両足で止まる方法ではないでしょうか。片足のブレーキがスピード調整に多く使われることが多く、両足で止まる人が目立つからです。アイススケートを滑りながら両足首をひねるようになるのが特徴です。

アイススケートの基本の止まり方4.両足ハの字

アイススケートでは両足で止まる止まり方は難易度が高めですが、格好を気にしないのであれば簡単な両足での止まり方もあります。それがハの字ストップと呼ばれるアイススケートの止まり方で、名前の通り足がハの字にひらくことからこの名で呼ばれるものです。

アイススケートの止まり方の練習方法は

最後はご紹介した止まり方を練習する方法を解説します。どの止まり方でも前述の止まり方のコツを踏まえて、繰り返しできるようになるまでおこなうのが上達の近道となるでしょう。

あまりスピードを出さず最初はゆっくりとしたスピードでおこなうこと・2-3歩進んだくらいからやることでリンクでほかに滑っている人の邪魔にもなりにくくおすすめです!

イの字の止まり方の練習方法

イの字の止まり方を練習するにはまずは横滑りができるようにします。横滑りとはアイススケート靴のブレードを立てて進行方向ではなく左右に足を開いていく方法です。足を内股にするとエッジが効いていて横に滑らないのがよくわかるでしょう。

まずは左足に体重をかけ右足は添えるだけの感覚にしてください。そのまま左足で滑り、右足を横滑りさせたら外からエッジをかけながら斜め前につま先から氷を掻いてブレーキを掛けて止まります。

Tの字の止まり方の練習方法

アイススケートの止まり方はどれも、横滑りから足を進行方向から横に向けてエッジをかけブレーキをかけておこないます。Tの字も先程のイの字ストップと形が違うだけでやり方はほぼ同じです。

足を進行方向の前に出すのは怖いという方が多いので、イの字よりも逆Tの字ストップから練習した方が比較的やりやすいといわれます。左足に体重をかけながら右足を横滑り、垂直くらいまでねじる感覚で後ろに回しブレーキを掛けて下さい。

両足での止まり方の練習方法

アイススケートの止まり方で一番横滑りを活用して止まるのがニの字ストップと呼ばれる両足での止まり方となります。どの止まり方も横滑りができることが前提となりますが、シビアに止まり方に関わってくるので少しほかよりも練習が必要になるでしょう。

体の動きも大切でまずは腰を落として伸び上がりながら横滑りしてスケート靴を進行方向とは垂直に向くまで回転させます。そのまま足を倒してブレーキをかけつつゆっくりと速度を落としましょう。

全部に役立つアイススケートの止まり方の練習

全部の止まり方の練習になる横滑りは大切な練習となります。横滑りのコツはブレードを立てることにありますので、練習も安全におこなえます。あとは足をどうひねるか、片足で滑りもう片足はバランスを取るのに使うという練習も役に立つでしょう。

それぞれの止まり方動画でもそのバランスの取り方や腰から上半身の使い方をチェックするのも上達できるコツとなります。