目次
プログラミングとは
プログラマーとエンジニアの違い
・プログラマーの仕事内容
・エンジニアの仕事内容
IT化が急激に進んでいる日本では、プログラマーやエンジニアの需要が高まっている。
プログラマーやエンジニアはいわば、プログラミングのプロフェッショナルである。将来性やニーズの高さからも、こういった職業に就きたいと考えている方も多い。
また、プログラマーやエンジニアは収入の高さが魅力といわれることもあるが、実際のところどれほどの収入が見込めるか気になっている方も多いのではないだろうか。
本記事では、プログラミングを扱う職業であるプログラマーとエンジニアの平均年収や年収アップのためにできることを紹介していく。
プログラマーやエンジニアを目指している方や現役でプログラミングを生業としている方は、ぜひ参考にしていただきたい。
プログラミングとは

まずは、プログラミングとは何か簡単に解説しよう。
プログラミングとは、プログラムを組む作業のことを指す。
一般的にプログラムは物事を行う手順という意味を持ち、運動会の予定表やテレビの番組表が該当する。
一方でIT業界でのプログラムは、コンピューターが行う処理と順番を書き出した指示書のような意味合いを持っている。
我々が日常的に使っているパソコンやスマートフォン、家電などはすべてプログラムによって動かされている。言い換えれば、プログラムがなければ正常に動作することはできないのだ。
コンピューターは自分で考えて行動することができない。そのため、人間がコンピューターに理解できる形で処理の順番や動き方を的確に指示(プログラミング)する必要がある。
コンピューター技術が進んでいる現代でもプログラムは必要不可欠な存在であり、今後もプログラミングができる人材は必要となるだろう。
プログラマーとエンジニアの違い

ひとまとめにされがちなプログラマーとエンジニアだが、両者の仕事内容には明確な違いがあることをご存じだろうか。
簡単に説明するとプログラマーは製造担当で、エンジニアは設計担当というイメージがわかりやすいだろう。
以下でそれぞれの詳しい仕事内容を紹介する。
プログラマーの仕事内容
前述した通りプログラマーは主に製造を担当していて、エンジニアが作成した設計書をもとにプログラミングを行う。
設計書は必要最低限の情報しか記載されていない場合が多く、どのようにプログラムを組んで形にするかはプログラマーに一任される。そのため、設計書を正確に理解して形にする能力が問われる職業と言える。
プログラマーの仕事はプログラムを組むだけでなく、そのプログラムが正常に動作するかのテストも含まれていて、最後まで責任を持って仕事をする必要がある。
エンジニアの仕事内容
エンジニアの仕事は主にシステムの設計であり、システムエンジニアと呼称される場合がある。
クライアントとのやりとりや会話を通して、ニーズ把握をしたうえで最適なシステムの提案をしなければならない。
そのため、ベースとなるITスキルに加え、システムに関する知識や設計書作成時に必要な文章作成能力が問われる仕事と言えるだろう。
また、設計のほかにシステム全体の動作確認やプログラム同士の互換性確認を行ったりする場合もある。