除湿や加湿、脱臭に吸引粉塵など、部屋の空気を綺麗に保ってくれる空気清浄機ですが、掃除はこまめに行っていますか。内部にカビや水垢が溜まることで、故障や電気代増加などのトラブルに繋がります。今回は空気清浄機の掃除方法と、日々のメンテナンスについて解説いたします。
目次
空気清浄機を掃除しないとどうなる?
空気清浄機の正しい掃除頻度とは
空気清浄機を掃除しないとどうなる?

ペットの毛やタバコのヤニなど、空気を汚す原因は日常生活の中に多々存在します。そんな問題を解消してくれるのが空気清浄機という便利なアイテムです。
しかし毎日稼働させていることで、空気中のカビや埃はどんどん蓄積されていくので、定期的なお手入れを行う必要があります。掃除を怠ってしまうと、次のようなトラブルが発生すると言われています。
空気清浄機の故障と電気代アップ
空気清浄機のお手入れをサボってしまうと、フィルター内に、カビ、埃、水垢、などの汚れが溜まってしまい、センサーが部屋の汚れと勘違いして察知してしまうことがあります。すると空気清浄機は、室内の空気を清浄する為にフル稼働状態になります。
よって電気代は上がり、オーバーヒート状態となって故障してしまいます。
空気清浄機の正しい掃除頻度とは

空気清浄機を長持ちさせるためには、どのくらいの頻度で掃除すべきでしょうか。使用頻度によって汚れ具合は大きく変わります。タバコを吸っているのか、部屋には埃になりやすい素材の家具などが置いてあるか、ペットを飼っているかによっても掃除頻度は変えていかなければなりません。
パナソニックやSharpなどの大手電機メーカーが販売する空気清浄機では、月に1回の程度のフィルター掃除が推奨されています。
最低でも年4回は掃除しよう
空気清浄器はエアコンと違い、年中お世話になるものなので、掃除頻度はそれだけ多くなります。春は窓を開けて過ごすこともあり、外からの埃を多く吸い込みます。夏は湿気が溜まりやすくカビの増殖が懸念されます。
秋は春同様に外部からくる汚れが気になります。冬は暖房器具が出す埃処理に苦戦します。このように空気清浄機は常に負担がかかり続けている状況にあるので、最低でも年に4回、季節の移り目にお手入れしてあげましょう。