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アフリカのマンハッタン!?首都アビジャンってどんなところ?
アビジャンの金融街、プラトー

アフリカのマンハッタン!?首都アビジャンってどんなところ?

コートジボワールは西アフリカのギニア湾に面する共和国。カカオの生産地として有名なほか、2014年のワールドカップで日本と対戦し一躍有名になったドログバ選手をご存知の方もいるかもしれません。フランスからは日に数本直行便が飛んでおり、欧州からバカンスに訪れる観光客が多くいます。

1980年代までは、年間の平均経済成長率8%を達成し「アフリカの優等生」と呼ばれるほどの経済発展を経験したため、中心街には高層ビルが立ち並び、道路の舗装や路線バスなどの公共交通機関、比較的安定した電力供給等のインフラが整っています。1960年の独立までは旧フランス領であったため、郊外や辺境地に行ってもフランス語が通じます。首都のアビジャンでは街角でバゲットを売っていたり、フランス系のショッピングセンターやブランド店も立ち並び、フランスの文化を色濃く残しています。

西アフリカのマンハッタン、コートジボワール共和国
(画像=『たびこふれ』より引用)

アビジャンの金融街、プラトー

ほぼ赤道直下に位置するため熱帯雨林気候で、年間を通して高温多湿ですが、7月後半から10月までは比較的過ごしやすい陽気です。一方、5月末から7月頭は大雨季となり雨が続くため、避けた方が良いでしょう。通貨は、周辺8カ国で共通使用されている西アフリカフランセーファ(XOF)が使用されています。1XOF=5.24円(2020年8月10日時点)ですが、このXOFは1999年以降1ユーロ=655.957XOFで固定されており、市中どこでもほぼ同じレートで両替が可能であるため、ユーロを持参すると便利でしょう。

今回は、コートジボワールの中でも、特に自然豊かで、ビーチも動物も盛り沢山に楽しめる、グラン・ラウ(Grand-Lahou) とサンペドロ(San Pedro)を紹介します。