ピアノ、1楽章のカデンツァとか、かなり必死な感じで、聞いててドキドキしちゃう。2楽章はまあまあかな。2楽章から3楽章への移りもいい感じ。
この曲、なんと言っても3楽章の後半の盛り上がりが素晴らしく、どこまでも高く登っていく高揚感と躍動感、力強さがたまらなく好き。特に、大大大好きな20秒間があって、そこ聴くだけでも価値がある。ここも、フォルテッシモが少し弱いし、なんと言っても全体のテンポがなんかむずむずしちゃう。
もちろんそれなりに素晴らしいのだけれど、期待がちょっと高すぎたかな。内田光子、モーツアルトやベートーヴェンを聴ける機会があるといいなぁ。
大好きなのに、ライヴでは上出来アルゲリッチ&若手オーケストラと今回しか聴いたことない作品。いつか、オケ&指揮者&ピアニスト、全てが完璧な、会心の演奏に巡り会えますように。(いつも聴いてるのは、Youtubeにあがってる、コンセルトヘボウ&ハイティング&ペライア♪若い頃のアルゲリッチのも、素敵。この曲、フォルテがものを言う)

内田光子のアンコールを、オケ席で楽しむマエストロ。

あら〜、そんなところで聴いてたの〜?みたいなピアニスト。