釣りと潮位/月齢について
潮が大きく動く日はチャンス!
釣りは潮位、潮の動きを表す潮汐も非常に重要!池のバス釣りなど淡水域に与える影響は小さめですが、小魚から大きな魚まで、海の魚たちは潮の動きに非常に敏感です。釣りの時間が選べる時は、潮位に動きがあるタイミングを選んで釣りに出かけましょう!日を選ぶときは大潮や中潮がチャンス、潮位は満潮、干潮になった瞬間ではなく、満潮、干潮を迎えてから動き出して、次の満潮、干潮まで3割ほど進んだところ、7割ほど進んだところ、というタイミングがチャンスです!
夜釣りは月齢にも注目!
夜釣りをするときは月の状態にも注目!人気のライトゲーム、エギングに泳がせと夜釣りは明かり小魚、フィッシュイーターを集めますが、満月の日は明かりの効果が小さく、海面が広く明るくなって魚が散ってしまう傾向があります。個人的には満月で明るい夜の海が好きですが、効率重視なら月明かりはほどほどに、常夜灯を狙うのが定石です!
釣りモノと天候の関係
ライトゲームは風に注意
釣りモノによっても、許容できる天候や風の範囲は変化します。仕掛けが軽いライトゲームは受ける影響がかなり顕著で、アンダー1gのジグ単は風が強いとアタリが分からずほとんど釣りになりません。逆に仕掛けが重い釣りは影響を受けにくく、メタルジグを使うような釣りは多少風があっても問題ナシ!アタリが明確な魚がターゲット、というのも大きいです。ウキ釣りは風が強いと流れてしまう、投げ釣りは波があっても重くすれば対応できる、とエサ釣りもジャンルによってできる釣りと出来ない釣りが出てくるので、仕掛けやルアーを工夫して微妙な天候を攻略しましょう!
濁りや荒波を好むターゲット
悪天候の後日、海の濁りやうねりといった悪条件も、釣りモノによって影響がことなります。クロダイなど警戒心の強い魚を狙う場合は有利になるケースがあり、磯の王者ヒラスズキをはじめとするスズキ族の魚は、強烈な流れの変化や波が岸側にあたって砕けるサラシが大好き。ナマズは増水時、普段水が無いところまで侵入して、流れてくるカエルを探しています。この部分は釣り場や狙う魚によって影響がさまざま、実体験をもとに噂されている程度のものもありますが、自分でいろいろ試してみるのも釣りの面白さ!地域やベイトのパターンのように、風や悪天候後のパターンを探してみるのもおすすめです!
濁りや荒波を嫌うターゲット
海が荒れると濁る、海底の砂が舞ってしまうサーフのターゲットは、悪天候で不利になるケースが多いです。砂に潜るキス、ベイトを探して接岸するヒラメやマゴチは釣果が落ちるケースが多く、メバルは凪を釣れの言葉通り、メバルは海面が静かな方が活性が高いように感じます。アオリイカは真水を嫌う、というのも、実釣時に感じることが多いです。こちらについても体感できるものから噂レベルのものまでさまざま、釣具店や釣り場で他のアングラーがどのように感じているか、話を聞くのがおもしろいポイントです!