年に一度のお正月(当たり前)がやってきました。ええもちろん南の島にもやってきました。お正月は殺生を嫌うという理由で生ものを食べない地域があると聞きますが、家が漁師だった関係でお正月は海鮮丼をがっつり食べるのが我が家の流儀。今回は釣ったものも使っての海鮮丼です。

目次
お正月は豪華に海鮮丼で!
お正月は手抜きで旨いが一番!

お正月は豪華に海鮮丼で!

【連載】釣っ食べ第23弾!「お正月くらいは豪華海鮮丼を喰う」の巻
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ふだん自分で釣ったものを新鮮なうちにいただくのを最高の贅沢だと思って生きておりますが、さすがに遠洋漁業や現地調達でしか手に入らないものはガマンするしかありません。ですがお正月くらいはそういったものも含めて贅沢をしたいものです。そこで当家では毎年お正月の三が日は毎晩海鮮丼をいただくのを常として参りました。南の島で手に入る食材にお取り寄せ食材をプラスして作るのですが、今年はとりわけ良いマグロが手に入ったので紹介していきたいと思います。

お正月は手抜きで旨いが一番!

おせちに飽きたらこれもアリ

お正月の料理と言えば当然「おせち料理」と「お雑煮」がメインになると思うのですが、おせち料理をきちんと作ろうとすればとんでもない手間が掛かります。お正月の三が日くらいはゆっくりしたいということで腐らない物(煮物など)をメインに、おめでたい理由をつけて黒豆を煮たりゴマメを炊いたりしますが、これを上手に大量に作るのはなかなか大変なことです。ですから一昔前、いやふた昔ほど前になりますか、コマーシャルで「おせちも良いけどカレーもね」などとインスタントカレーのコマーシャルがテレビで流れると世のお母さん方はほっとしたものです。

最近ではレトルトや通販も

【連載】釣っ食べ第23弾!「お正月くらいは豪華海鮮丼を喰う」の巻
(画像=『暮らし〜の』より引用)

そこで近年は手抜きでもお金さえかければ正しい日本の正月が迎えられるよう、レトルトおせちがコンビニで手に入ったり、有名料理店の監修したおせちが通販で購入できるようになりました。それを否定するものではありませんが、お正月らしくて簡単で美味しい手抜き海鮮丼を作っていきます。

実はお刺身が一番楽ちん!

【連載】釣っ食べ第23弾!「お正月くらいは豪華海鮮丼を喰う」の巻
(画像=『暮らし〜の』より引用)

料理で何が一番楽ちんかといえば、実はお刺身が一番楽だったりします。もちろん丸のままの魚をさばくにはそれなりの手間や知識がいりますが、柵で購入したものなどはただ切ればそれなりのものになります。今回使用するお魚は「ミナミマグロ」「ビンチョウマグロ」「イクラ」「アオリイカ」になります。この中で自力で手に入れたものはアオリイカのみですが、他の食材は私の住む南の島の海では手に入らない物ばかりですので、「釣っ食べ」とはいえないかもしれませんがご勘弁ください。