■恒例! サウナ王流、「亀遊舘」の楽しみ方とは?

さぁ、今度は亀遊舘での俺の楽しみ方を紹介しようかな。

一つ目の楽しみ方は、寝湯での休憩。まずサウナ室では、できるだけ左側の最上段奥に座るようにしている。理由は一番アロマの香りを感じやすいと思うから。そこに座りながらJ-POPを聞いて、当時の思いに耽る。

十分な発汗ができたらサウナ室を出て、入口横の立ちシャワーで汗を流してから水風呂へ。ちなみにここのシャワーヘッドは、ナノバブルシャワーヘッド。

究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=バイブラ完備で、ゆったりとリラックスできる寝湯コーナー、『男の隠れ家デジタル』より引用)

水風呂は12度台だから、十分発汗した状態でないと、冷たくて入れないと思うよ。逆に十分発汗できている状態であれば絶妙な水温。これ以上温いと、水風呂を出た後の快感が弱いんだよね。さぁ、これで快感指数も爆上がり!

1セット目は、熱さと冷たさにも慣れるためと、冬はいきなり外気ではなくすぐ横にある40度程度の寝湯に移動する。ここで、休憩を取りながら冷やした体を少しずつほどよい感じで原状復帰。ある程度、現状復帰してきたら、2セット目だ。

二つ目の楽しみ方は、外気浴。二つ目の楽しみ方も、基本的には水風呂までは1セット目と同様。違うのは休憩の部分。水風呂を出た後に体をよく拭いて、いざロッカールーム奥の外気浴コーナーへ!

究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=外気浴スペースで、冬でもがっつりととのえる、『男の隠れ家デジタル』より引用)

ここは本当に外だから、冬はかなり寒い! でも、火照った体には格別に気持ち良いんだよね。ここで、椅子に座ってじっとしていると、だんだんと快感の波状攻撃が俺を襲ってくるんだよ。

もし、他にお客さんがいない時は長椅子に足を投げ出すとリクライニングチェア的に使えるからさらに快感指数はMAX。この時間こそが、まさに至福のひととき。この時間があるからサウナをやめられないんだよね。

でも、真冬だと10分弱で快感が寒さに負けてくるんだ。だから、快感と寒さが逆転したら、3セット目を開始。ちなみに冬以外であれば20分、30分いることもざらだけどね。

三つ目の楽しみ方はロッカールーム内での内気浴。二つ目の楽しみ方も基本的には水風呂までは1セット目と同様。違うのはやはり休憩の部分になるよね。

究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=ドアにかかっているピンクのタオルも活用しよう、『男の隠れ家デジタル』より引用)

ロッカールーム内には椅子が5脚あるから、その椅子に座っての休憩。俺のおススメは一番奥の椅子。
理由はこの椅子が外気浴コーナーの真横にあるから。外気浴コーナーのドアが少しだけ開けてあって、隙間風が体にあたるようになっているからなんだ! この少しの隙間風がたまらなく気持ち良いんだよね。快感指数はMAX!

内気浴なんだけど、この席ならかすかな隙間風で外気浴的な気分も味わえて、ベストポジションだね! ところで、この5脚の椅子にはタオルが置いてあって、使いたい人は椅子を拭いてから座ることができるんだ。前に座った人の跡が気になる人は、このタオルを使って拭いてから座れるぞ。ここでも店側の気遣いが感じられるよね。

究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=広々として清潔感溢れるロビー(左)とドリンクを注文できる男湯小窓(右)、『男の隠れ家デジタル』より引用)

さらに「亀遊舘」の素晴らしいサービスがある。ロッカールームの出入り口側に小窓がついていて、ここからロビーの冷蔵ケースで販売しているドリンク(ペットボトルとか瓶)をスタッフに注文して休憩中に水分補給も可能なんだ! 

究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)
究極の銭湯サウナといえばココ! 神奈川県にある創業80年の老舗店「亀遊舘」
(画像=ロビーの冷蔵庫には、ご当地サイダー、ラムネも、『男の隠れ家デジタル』より引用)

牛乳とかポカリも購入できるんだけど、俺のおススメはやっぱりビタミン炭酸MATCH(マッチ)! オロポに味が一番近いんだよね。もちろん内気浴コーナーだけではなく、外気浴コーナーでもドリンクが飲めるから最高だよね!

以上が、「亀遊舘」での俺の楽しみ方。ここに来ると、オーナーをはじめスタッフの皆さんのホスピタリティと、それが作りだす居心地の良い雰囲気で、なんともいえない懐かしさを感じるんだよね。

清掃が徹底されているのも良いよね。カランの裏側とか洗い場の椅子の裏側まできちんと清掃されているんだ。スーパー銭湯とか行くと、ヌルヌルな店もけっこうあるからね (笑)。そういう見えない所まで綺麗にしているのが、好感が持ててまた行きたくなるんだよね。

さて、俺の楽しみ方が参考になったかどうかわからないけど、早く自分にあったオリジナルの楽しみ方を見つけてサウナライフを楽しんでほしいよ。そして、宇宙への扉を開いて早くこっちの世界に来てほしい!

じゃあ、またね!

【店舗詳細】
住所:神奈川県横浜市金沢区六浦4丁目12−21
TEL:045-701-9358
営業時間:水・木は13:00〜22:00、土・日は10:00〜22:00まで(最終受付21:30)
定休日:月・火・金 ※現在店主の体調不良のため、営業日程短縮中
料金:入浴料大人500円+サウナ200円〜
駐車場:普通乗用車1台、小型乗用車6台、軽自動車2台、提携コインパーキング5台

【プロフィール】
太田広(おおた ひろし)
温浴事業・温浴施設経営コンサルタント。株式会社楽楽ホールディングス代表取締役。サウナ王の愛称で親しまれている。「かるまる池袋」の他、有名サウナ施設を数多くプロデュース。これまでのコンサルティング施設数は400以上(経営相談含む)。サウナ店には週6日~7日、1日に2軒、3軒行くことも当たり前で、かれこれ30年以上に入り続けている。マスコミ出演、各種講演など、活動の幅を広げ、日々、東奔西走中。

提供元・男の隠れ家デジタル

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