KADOKAWAより12月13日に、古宮九時・原作、chibi・イラストのライトノベル「Unnamed Memory」(アンネームドメモリー)のアニメ化決定が発表されました。放送は2023年が予定されています。あわせて特報となるファーストPVを公開しています。
筆者もWeb版を見て、本当にすごい作品だな……と思って書籍版やコミカライズ版に手を出したクチなので、一ファンとして今回のアニメ化はめちゃくちゃ嬉しいお知らせです。
「Unnamed Memory」はもともと、著者の個人サイトで公開されていました。2012年より「小説家になろう」で連載が開始された後、大きな人気を博し2019年より書籍化されたファンタジー小説です。宝島社が発行する「このライトノベルがすごい!」の2020年、2021年には上位に食い込んでおり、それほど高い人気を誇る作品のアニメ化ということで、SNSではすでに多くの反応が投稿されています。
なお、アニメ版では主人公オスカー役に中島ヨシキさん、ヒロインであるティナーシャ役に種﨑敦美さんが決定しています。
作品のストーリーは、大国の王太子であるオスカーが幼い頃に受けた「子孫を残せない呪い」を解呪するために、荒野の塔にすむ魔女ティナーシャの元を訪れるところから始まります。この塔の試練を乗り越えたものは魔女がなんでも望みを叶えるという言い伝えを信じ、オスカーは見事その試練を乗り越えるが……彼が望んだのはなんとティナーシャを妻に迎えることで……。という魔女と王太子の恋愛模様が描かれています。
原作となるWeb版の「Unnamed Memory」は2013年に完結しており、作品の世界観やちょっとコミカルな描写、そして次第に心が近付いていく二人の心理など、物語にグイグイ引き込まれる魅力的な作品です。
これまでに「小説家になろう」作品のアニメ化は数多く発表されていますが、中でも今回の「Unnamed Memory」アニメ化については、ファン視点での楽しみポイントがいくつかあります。たとえば、物語に流れるどことなく儚い感じとか、不器用な恋愛の様子とか、イラストやコミカライズでかわいく描かれている魔女ティナーシャの姿が原作の雰囲気込みでアニメとしてどう表現されていくのか……などなど。
あまり書いてしまうとネタバレになりそうなのでこの辺にしておきますが、続報が本当に待ち望まれる作品となっています。
現在公式サイトやTwitterでは「TVアニメ化決定記念プレゼントキャンペーン」として、公式TwitterをフォローしてキャンペーンのTweetをリツィートするとオスカー役の中島ヨシキさんとティナーシャ役の種﨑敦美さんのサイン入りポストカードを各5名にプレゼントするキャンペーンを実施しています。
<参考・引用>
「Unnamed Memory」公式サイト
「Unnamed Memory」公式Twitter
(上村健太郎)
提供元・おたくま経済新聞
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