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コブシメのさばき方
絶対おすすめ!シメダツ!

コブシメのさばき方

冷凍庫から出して解凍する

【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

アニサキス対策のために24時間以上冷凍庫に入れておいたコブシメを水に放して解凍します。ここで識者からは「さばいた後のイカを直接水に入れるなんて!」とお叱りを受けそうですが、kuma10は「ふふん」と鼻で笑います。イカとエビは直接水で戻しても味落ちはほとんど無いと断言致します。特にイカはこの後薄皮を剥いてしまうので、まったく水っぽくなりません。ちなみに販売用の冷凍イカを冷凍する場合、日本の規定では24時間以上ですが、アメリカでは48時間以上となっています。

薄皮を剥く

【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

このひと手間をやらない釣り人のなんと多いことか。これをやるのとやらないのでは味に雲泥の差が出来ます。また冷凍を水で戻したこともこの手間で解消され、墨などで汚れた身もきれいになります。一石三鳥ですね。まず表の頭部に包丁を入れます。身の7割ほどに刃が入ったらひっくり返してそこを起点に薄皮を剥いていきます。

旨さ倍増!

【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ほらほらこんなにきれいな身が出てきました。一気にピッと剥いても良いのですが、失敗が怖いので、親指を身と皮の間に差し込むように丁寧に剥きます。これはコブシメだけでなくアオリイカでも同じです。これで美味しさ150%アップ(当社比)です。薄皮を剥かない(剥くことを知らない)で「このイカ硬い」とアゴを鍛えている方はぜひ剥いて下さい。どんなに細かく飾り包丁を入れてもこの柔らかさは出ませんよ。

もったいながらず両面剥く

【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)
ここまで剥いたら今度は皮の終わり手前に包丁を入れ、ひっくり返して表側の薄皮も剥いていきます。残った薄皮はキッチンペーパーなどで丁寧に処理しましょう。端の硬いところは包丁で落とし、剥いた皮(ちょっと身付き)と一緒にフライパンなどで炒めたら最高のおつまみになります。 ### 飾り包丁を入れお刺身に切る
【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

薄皮をきちんと剥いたイカは本来飾り包丁はいりません。そのままお好きな厚さでお刺身にすればいいのですが、ほんのちょっとの醤油とほんのちょっとのワサビで味を楽しむために私は飾り包丁を入れます。歯切れがよく(コブシメの解凍物はねっとりとしている)少しの醤油がお刺身全体に回り、舌で感じる味がぐんと引き締まります。よく噛んで食べる方は飾り包丁はいらないかもしれませんね。

絶対おすすめ!シメダツ!

【連載】釣っ食べ第22弾!シメ鯖よりうまい。シメダツのすすめ!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ダツは釣り人にとっては外道ですし、漁師さんにとっては仕掛けを壊すやっかいものです。また、漁獲があったからといって高値で取り引きされる物ではありません。ですから伝統的にダツを食べてきた南西諸島以南の食卓でもテーブルに乗せられるのは唐揚げか塩焼きばかり。あまり喜んでいただくたぐいの魚ではありません。ところがひと手間お酢でシメるだけでコノシロやシンコのような味わいが楽しめます。全国の釣り人に私は「シメダツ」をおすすめいたします。この記事が元で高級魚にならなければいいな、と心配するほどの旨さですよ!

文・kuma10/提供元・暮らし~の

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