フリーランスは自分の市場価値を基準に単価を高めよう

ここまでフリーランスの単価に関わる考え方をお伝えしてきましたが、その大前提として意識しておくべきことがあります。

それは、フリーランスの価値は市場によって決まるということです。例えば、できる人がたくさんいる仕事は、需要よりも供給が多い状態になるので、単価が下がります。一方、特定の人しかできない仕事は、高い金額を支払ってでも依頼する必要があるので、単価が上がります。

この話は、技術だけに限りません。コミュニケーションのしやすさ、珍しいバックグラウンド、マインドの相性など、さまざまな要素をかけ合わせることで自身の価値を高めることができます。また、その強みを活かせる市場に身を置くことも大切です。

自分の替えが効かない場所で、自分の強みを求める取引先を探す。この感覚を持って仕事をするだけで、フリーランスの単価は適正化されます。

今回の記事は、フリーランスの単価に焦点をあて、さまざまな切り口から適切な単価で仕事をするためのポイントを紹介しました。紹介したテクニックや考え方をヒントに、自身の適切な単価を見極めましょう。

(執筆:宿木雪樹 編集:少年B)

提供元・Workship MAGAZINE

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