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基本的な修理の方法
それでも修理できない故障はメーカーリペアへ

基本的な修理の方法

コールマンランタンの分解はできました。ここからは基本的なお手入れや修理の方法です。

ポンピング部の修理

【コールマン】ランタンの正しい修理・メンテナンス方法ガイド!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

以外に多いのがポンピングができない、という故障です。うまくポンピングできない場合は、まずオイル切れを疑います。

オイルが切れてポンピングノブが出し入れできない場合は、リュブリカントをプランジャーの注油口から注入すれば、解消します。 次に分解したプランジャーのポンプカップを見てみましょう。

ポンプカップが摩耗していると、空気が抜けて圧力がかからなくなります。この場合は、ポンプカップの交換が必要です。

ポンプカップの取り外しは、ラジオペンチでプッシュオンナットの爪を起こします。ポンプカップを新品に交換し、プッシュオンナットの爪を再び寝かして固定します。

炎が安定しない場合の修理

マントルに点火はするものの、炎が安定しない場合は、ジェネレーターのお手入れが必要です。ジェネレータの煤が付着していれば、ガストーチやサンドペーパーで除去します。

ニードルが折れてしまっているようなジェネレーター本体の故障の場合は、部品の交換が必要です。新品のジェネレーターを調達し、交換すれば、ランタンの燃焼は劇的に改善します。

燃料バルブからの燃料漏れの修理

【コールマン】ランタンの正しい修理・メンテナンス方法ガイド!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ポンピングでタンク内圧が高まった際の、燃料バルブからの燃料漏れも、よく見られる故障です。これは燃料バルブ内の鉛製のリングの緩み、または不具合です。

緩みの場合は、燃料バルブを取り外しリングを締め込みます。この際に、あまり強い力で締めすぎると、鉛製にリングがつぶれてしまいまので、適度な加減で締め付けることが大切です。

それでも修理できない故障はメーカーリペアへ

日常のお手入れや、自力での修理でどうにもならないような故障の場合には、メーカーリペアが必要です。メーカーリペアに出すには、まず購入したショップに連絡しましょう。

その後、ショップへ持ち込みか郵送で、リペア品をメーカーに送ります。この際に、事前に保証内容の確認をしておきましょう。