目次
基本的な修理の方法
それでも修理できない故障はメーカーリペアへ
基本的な修理の方法
コールマンランタンの分解はできました。ここからは基本的なお手入れや修理の方法です。
ポンピング部の修理
![【コールマン】ランタンの正しい修理・メンテナンス方法ガイド!](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/KBHqGmqDXkITmMBFTKhQxxVwijmSIqGS/cbbd56e4-5818-415f-8934-29e5755e9be8.jpg)
以外に多いのがポンピングができない、という故障です。うまくポンピングできない場合は、まずオイル切れを疑います。
オイルが切れてポンピングノブが出し入れできない場合は、リュブリカントをプランジャーの注油口から注入すれば、解消します。 次に分解したプランジャーのポンプカップを見てみましょう。
ポンプカップが摩耗していると、空気が抜けて圧力がかからなくなります。この場合は、ポンプカップの交換が必要です。
ポンプカップの取り外しは、ラジオペンチでプッシュオンナットの爪を起こします。ポンプカップを新品に交換し、プッシュオンナットの爪を再び寝かして固定します。
炎が安定しない場合の修理
マントルに点火はするものの、炎が安定しない場合は、ジェネレーターのお手入れが必要です。ジェネレータの煤が付着していれば、ガストーチやサンドペーパーで除去します。
ニードルが折れてしまっているようなジェネレーター本体の故障の場合は、部品の交換が必要です。新品のジェネレーターを調達し、交換すれば、ランタンの燃焼は劇的に改善します。
燃料バルブからの燃料漏れの修理
![【コールマン】ランタンの正しい修理・メンテナンス方法ガイド!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/oWyRUQENjeESNFdgSjGvbkbpURpKNFNv/0f8d3fdd-a5c2-450f-8c03-7f2d6aee5dd9.jpg)
ポンピングでタンク内圧が高まった際の、燃料バルブからの燃料漏れも、よく見られる故障です。これは燃料バルブ内の鉛製のリングの緩み、または不具合です。
緩みの場合は、燃料バルブを取り外しリングを締め込みます。この際に、あまり強い力で締めすぎると、鉛製にリングがつぶれてしまいまので、適度な加減で締め付けることが大切です。
それでも修理できない故障はメーカーリペアへ
日常のお手入れや、自力での修理でどうにもならないような故障の場合には、メーカーリペアが必要です。メーカーリペアに出すには、まず購入したショップに連絡しましょう。
その後、ショップへ持ち込みか郵送で、リペア品をメーカーに送ります。この際に、事前に保証内容の確認をしておきましょう。