小川航基(横浜FC)
年代別日本代表の常連だったもののJ1での実績は皆無に等しく、2022シーズン前まではJ2での2020シーズン9得点がキャリア最多だったFW小川航基。2021年はJ2でも1得点。数年苦しんでいた大型ストライカーが、2022シーズンついに覚醒を遂げた。
J2の横浜FCに完全移籍で加入した小川は、3-4-2-1のシステムを使用するチームにおいて、1トップかシャドーの位置で起用されると得点を量産。41試合出場(うちスタメン40試合)で、驚異の26得点4アシスト。決定率は20%を超え、得点ランキング2位で16得点のチアゴ・アウベス(ファジアーノ岡山)に大差をつけてJ2得点王に輝いている。
FWに大切な動き出し、シュートテクニック、テクニック、自信を併せ持ち、日本代表の世界レベルのFW不足を解決させてくれるかもしれない。カタールW杯日本代表がクロアチアに敗れたあとには自身のSNSで「4年後に点を取るのは俺」と書き込んでおり、有言実行なるか。