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ビタミンや食物繊維など!白菜に含まれる栄養
白菜の栄養による効能は
ビタミンや食物繊維など!白菜に含まれる栄養
人の体の中でいろいろな働きをする栄養成分。白菜にはどのような栄養素が多く含まれているのでしょうか。ここでは白菜に含まれる多くの栄養成分の中から特に割合の高いものや、特徴的な効能があるものをピックアップして解説していきます。
白菜の栄養1.ビタミン
ビタミンCやビタミンK
野菜や果物にはビタミンを多く含むものも多いですが、白菜もその例にもれずビタミンCが全体量の23%も含まれています。この23%という数字からも割合的にはかなり多いことがおわかりいただけるでしょう。
このほか少し珍しいビタミンKが多い野菜というのも白菜の特長です。なんとこの割合は白菜の半分以上の56%という数字になっていますので、かなりこの効果は期待できる数字です。
白菜の栄養2.ミネラル
カリウム・カルシウム・マグネシウム
白菜に含まれるミネラルのベスト3が上の見出しです。一番多いのはカリウムで次いでカルシウムとマグネシウムとなっていますがその差はごくごく僅差ですので、どの効果もほぼ同様に期待できるでしょう。
同じ葉物野菜でも緑黄色野菜に分類されるほうれん草などと比べると、淡色野菜である白菜においては、鉄分は含まれるものの数字的にはカリウムよりも少なくなってくるのが特長です。
白菜の栄養3.食物繊維
水溶性と不溶性両方の食物繊維
野菜に期待する成分として食物繊維も見逃せませんね。特に便通が気になる方はたくさん摂取したい成分です。食物繊維が豊富な野菜としてレタスがあげられることが多いですが、レタスの食物繊維量は100g中1.3%です。
そして白菜は不溶性が1%水溶性が0.3%なので合計するとぴったりレタスと同じ割合の食物繊維を含むことになります。同時に便通に必要な水分も豊富に採れますので、白菜も食物繊維を効率よく摂取できる野菜としておすすめです。
白菜の栄養4.葉酸
葉酸はビタミンB群の栄養素
葉酸というと何をする栄養なのかよくわからないという方も少なくないのではないでしょうか。ごくごくわかりやすく噛み砕いて説明すると、葉酸はビタミンB群に分類される栄養のひとつです。
その効能は赤血球を作ったり妊娠中の胎児のDNAを正しく作るために必要なものですので、特に妊婦さんには多く摂取をおすすめする栄養となっています。
白菜の栄養による効能は
白菜もほかの多くの野菜のようにビタミン・ミネラル・葉酸や食物繊維とバランスよく栄養成分が含まれていることがわかりましたね。ここでは白菜のその栄養が体にどのようなメリットがあるのか。その効能について解説していきます。
白菜の栄養効能1.肌によい
白菜に含まれるビタミンCは肌に良い栄養としてご存知の方も多いでしょう。それだけでなく白菜が肌によいといわれるのはその水分量の多さにも理由があります。白菜の水分量は全体の95%ともいわれており、ほとんどが液体です。
飲み物を普段飲まない人の水分補給に
そして人が1日に必要な水分も水など飲み物として摂取されるものばかりでなく食事から吸収されるものも少なくありません。水分を多く含む白菜を食べることで飲み物をがぶがぶ飲む必要が減り肌の張りに必要な水分が摂取できるというわけです。
白菜の栄養効能2.骨によい
白菜が骨によいのは多く含まれるビタミンKという栄養素の働きによるものです。白菜1球のビタミンKの割合は何と56%もあり、水分を除くとその半分以上がビタミンKということになります。
ビタミンKは不足すると出血傾向が高まったり、女性は高齢になると心配されるケースも増える骨粗鬆症になるリスクも高まると言われていますので、骨が心配だという方は積極的に白菜を食べることをおすすめします。
白菜の栄養効能3.腸によい
白菜には水溶性と不溶性どちらの食物繊維も含まれています。割合的には不溶性に対してその1/3量ほどの水溶性食物繊維を含む食品です。食物繊維は栄養としての効能はありませんが、何といっても便通を良くしてくれる腸によい成分で気にされる方も多いものといわれます。
食物繊維で肌トラブルも解消?
不溶性は腸の中の排泄物のかさ増しをしてダイエット中で便の量が少なくなって便秘がちになるという不都合を解消し、ひいては腸内に毒素がたまることも防げるため、結果的な肌トラブルも防ぐことができるでしょう。