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メコンデルタで一番栄えているカントーの町
仏教の聖山と少数民族の村が見どころ「チャウドック」
メコンデルタで一番栄えているカントーの町

メコンデルタ地方最大の都市の「カントー」はホーチミンからバスで5時間弱で行くことができます。メコンデルタ地方で最も発展している町となり、日本人も満足できるホテルも幾つかあります。
カントー市街の見どころとしては「カントー博物館」、「タンアン市場」、「ナイトマーケット」となります。その他旅行者向けにオープンしたカントー市場もありますが、残念ながらそれほどにぎわってはいません。
ナイトマーケットはタンアン市場傍で毎夜開催されているので、カントー旅行の夜スポットとして絶対に押さえておいてください。
最大の見どころは「水上市場」

カントーを旅先に決める最大の理由は「水上市場の見学」です。メコンデルタ地方には幾つか水上市場が開催されているスポットがありますが、外国人旅行者が一番行きやすい場所がここです。カントー市街地からタクシーで20分ほどで行くことができます。
水上市場は朝の4~5時からはじまり、11時ころにはほとんどの船が撤収してしまうので、朝靄がかかる早い時間に行くことになります。
ただし、数十の商船が大量に果物や野菜を載せて船同士で売買をしている光景は圧倒的です。非日常の時間を体験できるでしょう。
仏教の聖山と少数民族の村が見どころ「チャウドック」

ホーチミンからバスで6時間で行けるチャウドックは、ベトナム人にとっては仏教の聖山サム山がある町として知られています。実際にチャウドックの観光スポットはサム山くらいしかありませんので1泊2日でも十分満喫できます。
サム山では仏教寺院「バーチュアスー廟」やベトナムとインドの様式が混在した「西安寺」。バーチュアスー廟周辺で毎夜開催される「夜市」があります。また、山頂に上ると、カンボジアの国境に面した美しい田園風景を見ることができます。
ダーフック村で少数民族と交流しよう

チャウドック近郊にあるダーフック村はイスラム教信仰の少数民族・チャム族が暮らす村となります。チャム族はベトナム最大規模の少数民族となり、独自の言語・風習・慣習を持っているのが特徴です。川沿いに建つ家屋はご覧のように高床式住居となります。
一部の家屋ではチャム族が自分たちの暮らしを案内してくれたり、手工芸品をお土産販売しているところもあったりと、積極的に外部と交流してくれます。