目次
スノーボードエッジの手入れ方法
スノーボードエッジを手入れする際の注意点
スノーボードエッジの手入れ方法
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スノーボードエッジは、普段の手入れの他に必要に応じてエッジを鋭く磨くことも。どちらも自分で行えるよう、磨き方や削り方についても知っておきましょう。
基本的な磨き方・削り方
エッジを研磨すると聞くと難しいように聞こえますが、道具さえ揃えれば誰でも簡単に行えます。注意点やコツをよく理解し、エッジを自分で研磨できるようにしておきましょう!
必要なもの
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研磨に必要となるのは、ファイルと呼ばれる研磨用アイテムです。他にエッジエライザーやマジック、マスキングテープなどを使用します。専用アイテムについては、スノーボード専門店で入手可能です。
磨き方・削り方
先に底辺から削っていきますが、側面と底辺の角度が必ず90度になるように削っていきます。どちらも削り過ぎると元に戻すのが大変になるので、分度器などを使って角度を確認しながら作業を進めましょう。
また、雪に引っかかるのが嫌だからと研磨しすぎないことも大切です。適切な研磨をしてこそ最高のパフォーマンスを発揮してくれるので、やり過ぎには注意しましょう。
必要な範囲だけを削る
エッジはすべての箇所を削ってもいいわけではありません。雪に引っかかるといっても、研磨しすぎては逆に機能を失わせます。これでは使い方がいくらうまくても、エッジは最高のパフォーマンスを発揮してくれません。
そのため、削る前に作業範囲を明確にしておきましょう。基本的に、雪にエッジが接していない部分だけを削っていきます。
普段の手入れ方法
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エッジの状態が何も問題がない場合には、錆びないような手入れが必要になります。基本的に使用後は水分をふき取り、乾燥させましょう。水分をそのまま残しておくと、錆びついてしまい効かないエッジになるので注意が必要です。
また、刃が丸くなると雪に差し込もうとつま先やかかとを動かしても機能してくれません。こうした場合には、エッジを削ると言ったメンテナンスが必要になります。
普段からエッジの状態に敏感になっていよう
エッジを自分で研磨する頻度はそう多いものではありませんが、もしものときのためにも普段の手入れやメンテナンスは習慣づけておきましょう。エッジの状態をよく把握しておけば、すぐに異変に気付けます。
効かないエッジに早くから気づければ、雪に引っかかるといったトラブルに見舞われることなくスノーボードを楽しめるでしょう。
スノーボードエッジを手入れする際の注意点
削りすぎに注意
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スノーボードのエッジは簡単に削れるといっても、再生できるものではありません。そのため、削りすぎに注意しましょう。ガリガリゴリゴリと削れると気持ちがいいですが、やりすぎると調整が難しくなります。
また、エッジは滑っているだけでも削れていきます。普段から多く滑る人ほど丸くなるのも早いので、適度な頻度でエッジの手入れをしていきましょう。
いきなりガリガリと削らない
多くの人がやりやすいミスと言えますが、いきなりガリガリゴリゴリと削ると修正が難しくなります。そのため、慣れていないのであれば研磨時は少しずつを意識しながら削りましょう。
また、削り過ぎを防ぐためにも分度器など角度を測れるものを用意することも大切です。やり過ぎた場合にはプロの手が必要になるため、手間やお金をかけたくないのであれば慎重になりましょう。
必要な範囲のエッジを削らない
雪面とエッジが接する場所は、削ってしまうと滑りに悪影響を及ぼしやすいです。そのため、必要なところまで削らないよう注意しましょう。また、凡ミスを防ぐためにもマジックやテープを活用してくださいね。
削る範囲をマジックで印づけたり、削らない部分にテープを張り付けたりしておくと便利ですよ。間違って削らないよう、作業前に範囲は確認してくださいね。
ケガをしないよう注意しながら作業する
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エッジの手入れをするときは、ケガがないように注意しながら行いましょう。エッジは金属でできており、削るほどにその鋭さを増していきます。当然尖っていれば皮膚を引き裂くこともありますから、絶対に乱暴に扱わないようにしてくださいね。
また、可能であるなら手袋などを使って作業しましょう。作業効率は素手よりも劣りますが、ケガを防げるので気兼ねなくメンテナンスできますよ。
日頃のメンテナンスも怠らない
今回はエッジを効かせるための手入れ方法を紹介しましたが、他にも日頃のメンテナンスも重要と言えます。例えば、水分をふき取る、ビンディングのねじ緩みがないかチェックするといったメンテナンスもしていきましょう。
常に板やエッジの状態を気にしておけば、エッジが効かないという状況も回避できます。トラブル知らずでスキーを楽しむためにも、日頃のメンテナンスを怠らないでくださいね。
ミスをしたらプロに修正してもらおう
どんなに気を付けて作業していても、時にミスをすることだってあるでしょう。簡単に直せるようなミスなら良いですが、修復が不可能、難しいと感じられるなら無理に作業を押し進めないことも大切です。
自分で作業できるといっても、やり過ぎると元に戻せません。プロでも修復が難しくなるので、手遅れになる前にプロに修復を頼んでくださいね。