子どもを持つ多くの親が直面する「ママ友との付き合い方」。株式会社トナリスクが、ママ友付き合いがある26~70歳の女性を対象に、「ママ友付き合いで嫌なことランキング調査」を実施しました。

調査によると、約9割の人が「ママ友付き合いで嫌なことがある」と回答。「嫌なこと」の内容を聞いてみると、「表面的な付き合いが面倒」が44.4%と最も多いことが判りました。

 次いで「悪口や愚痴が多い」が42.6%、「グループができる」が37.0%という結果に。他にも「ウワサ話が多い」、「プライベートに踏み込まれる」、「見栄をはられる/マウントを取られる」などが挙げられています。

■ ママ友との付き合いで嫌なこと(複数回答可) 1位:表面的な付き合いが面倒(44.4%) 2位:悪口や愚痴が多い(42.6%) 3位:グループができる(37.0%) 4位:ウワサ話が多い(34.3%) 5位:プライベートに踏み込まれる(33.3%) 6位:見栄をはられる/マウントを取られる(31.5%) 7位:子どもを比較される(22.2%) 8位:自分都合での連絡や誘いがある(16.7%) 9位:序列・ヒエラルキーがある(7.4%) (株式会社トナリスク調べ:2022年11月11日~2022年11月15日Web上でのアンケート/有効回答数121件)

 ママ友との付き合い方についての自由回答では、「距離をおく」や「なるべく深入りしない」などのコメントが目立ちました。アンケート結果から、ママ友とは表面的な付き合いをしているといった意見が多い一方で、「表面的な付き合い」自体にストレスを抱える人もいるようです。

 また、回答の中には「子どもを見送ったあと、すぐに帰りたいのに毎日話が長く帰れなかった」や「自分の家には招かず他人の家に親子で押し掛けるばかりのボスママがいた」など、具体的なエピソードも。    嫌なことへの対処法として、「自分から話し込んだりしないように予防線を張った」、「『あ、苦手だな』と感じたら、最低限かかわらないようにしている」、「少しずつ距離をとり、付き合いをやめた」などの実体験が挙げられました。

 反対に、ママ友との付き合いに関して「特に嫌なことはない」と回答した人からは、「あまり深くならない。子どもを通しての知り合いだからこそ」、「お金の価値観が同じ人と付き合っているが、だいたいそれだとうまくいく」といった声が寄せられたそうです。

 アンケートを実施した株式会社トナリスクは、隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社。代表の松尾氏は、トラブルを避けるためには、合わないママ友とは距離をおき、悪口や愚痴を言わないようにとアドバイスしています。

 反面、「困ったときに助け合えるのもママ友」とし、「気の合うママ友とは友好的な関係を築くことが重要」と語っています。

トナリスクが「ママ友付き合いで嫌なこと」を調査 上位には「表面的な付き合いが面倒」「悪口や愚痴が多い」など
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

情報提供:株式会社トナリスク

提供元・おたくま経済新聞

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