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コブ斜面での姿勢
コブに当たった衝撃を吸収しよう!

コブ斜面での姿勢

【スキー初心者必見】もう困らない!コブ斜面の滑り方のコツを徹底解説!
(画像=出典:ac-illust.com/main/detail.php?id=517204,『暮らし〜の』より 引用)

コブの斜面では、衝撃を受けるため非常にバランスを取りにくいです。バランスを崩すとスキー板が走ってしまうため、転倒してしまいます。コブでの姿勢の維持はスピードと、バランスをコントロールすることにつながります。

整地での姿勢の維持と基本的には同じなのですが、コブの斜面では溝にそって板をコントロールしなければならないため、難易度が大きく上がってしまいます。では、コブの斜面ではどのような姿勢を取るべきなのか紹介します。

前傾姿勢にするには

【スキー初心者必見】もう困らない!コブ斜面の滑り方のコツを徹底解説!
(画像=出典:irasutoya.com/2019/07/blog-post_36.html,『暮らし〜の』より 引用)

コブで多い失敗は後傾によるコースアウトです。後傾にならないように前傾をいしきすることが重要です。前傾姿勢にするという意識を持つことはもちろんですが、腰や膝を折り曲げて前傾にしていませんか?

腰や膝を曲げるのではなく、重心を前に持っていくことが重要になります。コブの斜面では、コブの凹凸に合わせて姿勢を変化させますが、重心は常に前です。コブの凹凸にあわせて膝を曲げたり伸ばしたりして重心を前にキープしましょう。

前傾姿勢を意識しすぎると...

前傾姿勢を意識しすぎるとスキー板のトップが動かしにくくなり、スキー板がナナメになってしまいます。これでは、どんどんスピードが乗ってしまいます。

Youtubeなどで見れるモーグル選手の動画では、スピードを出すために板を真横にすることはありませんが、初心者の方は最初は横滑りの習得を目指してください。練習方法は、後ろ向きでナナメに滑ります。スノーボードの初心者の方がよくやっている「このは」の滑り方をスキーでやるイメージです。

両スキーの重心を五分五分で踏む!

左右の重心を中心にするために、両足に均等に体重を乗せます。外足に重心を寄せてしまうと足が開いてしまいます。コブの中で両足が開いてしまうと、板の操作が難しくなります。コブでは2枚のスキー板と言うより1枚のスキー板のように考えたほうが足が開かずに操作しやすいです。

どんなスポーツでも重心の移動は大事です。自分の体重と重心をどうコントロールするかが、自分の体のコントロールには重要になってきます。

コブに当たった衝撃を吸収しよう!

【スキー初心者必見】もう困らない!コブ斜面の滑り方のコツを徹底解説!
(画像=出典: photo-ac.com/main/detail/1781584?title=斜度&searchId=2195983013,『暮らし〜の』より 引用)

けてしまうとバランスを崩してしまい、転倒に繋がります。上級者の方はこの衝撃をうまくかわし、バランスを崩さないように滑るのです。

衝撃のかわすためには腰や膝を使った衝撃を吸収する操作を身につけることも重要です。他にも吸収動作には以下の効果があります。

POINT

  • スキーのトップの先落とし
  • スピードアップ
  • 前後バランスの調整

    スキー板の先落としとはなにか?

    先落としはモーグルトップ選手も使っている技術です。先落としは吸収動作と一緒に行います。衝撃を吸収したあとコブの頂点を越えて、コブの落ち込む形状に合わせてスキーのトップを下に落とします。

この動作をすることにより、コブに接雪できて体の軸を垂直にすることによりバランスが保てます。この技術は上記のスキー板を真横にするのとは違いモーグル選手も使っている基礎的技術です。ぜひ習得しましょう。図と見ていただくとわかりやすいかもしれません。

【スキー初心者必見】もう困らない!コブ斜面の滑り方のコツを徹底解説!
(画像=出典:ac-illust.com/main/detail.php?id=517204,『暮らし〜の』より 引用)

衝撃を吸収するにはコブにぶつかった瞬間の衝撃に合わせて膝を曲げます。積極的に行うことで衝撃をさらに減らすことができます。膝、腰、脚など全身をつかって衝撃を吸収するイメージです。

最初は、コブを意識しすぎて脚だけで衝撃を緩和させようとする方が多いようですが、そうすると自然と重心が後ろになってしまい、前傾姿勢を維持できなくなってしまいます。姿勢を維持した上での衝撃の緩和です。慣れるまでは難しいと思いますが、少しづつ練習していきましょう。