美味しく仕上げるコツ

「基本の焼き方で肉を焼いてみたけど、理想の焼き上がりにならない」と感じている方は、美味しく仕上げるためのコツを確認していきましょう。簡単なコツで焚き火料理の美味しさは変わってくるので、こだわってみてください。

塩胡椒をする場合は時間を置かない

焚き火で手軽に、旨い肉の焼き方ガイド!炭火焼きの魅力や人気レシピもご紹介!
(画像=Photo byBru-nO、『暮らし〜の』より 引用)

肉に塩胡椒で味付けをした後は、早めに焚き火で焼くのがおすすめです。塩胡椒をしてから時間を置き過ぎると、肉が硬くなってしまいます。柔らかな状態を保つため、なるべく焼く直前に塩胡椒をつけるようにしてください。

  • 肉を柔らかくする調味料なら時間を置いてもOK

酒や砂糖などの調味料に漬け込んでから肉を焼くのであれば、時間を置いても問題はありません。酒や砂糖の働きによって、肉が柔らかくなると言われています。味付けをしてから焼くまでに時間がかかる時は、肉が柔らかくなる調味料に漬け込んでみましょう。

繊維を柔らかくする

焚き火で手軽に、旨い肉の焼き方ガイド!炭火焼きの魅力や人気レシピもご紹介!
(画像=Photo byBru-nO、『暮らし〜の』より 引用)

リーズナブルな肉の場合、焚き火で焼くと縮んで硬くなってしまう時があります。硬くなるのを避けるなら、繊維を断ち切るようにするのがおすすめです。フォークを使い、全体に穴を空けていきましょう。こうすることで繊維が断ち切られ、柔らかな食感になります。

また、脂身と赤身の間にある筋をカットするのも大切なコツです。筋を切っておけば、焼き縮みを防げるので忘れないようにしてください。

味に深みが足りない時は牛脂を使う

赤身が多い部位だと、物足りなさを感じることがありますよね。そんな時は、牛脂を乗せて焼くのがおすすめです。牛脂のコクが加わって、深みのある味わいになります。肉の状態に合わせて、取り入れてみてください。

網が難しい時は便利道具を活用

焚き火で手軽に、旨い肉の焼き方ガイド!炭火焼きの魅力や人気レシピもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

焚き火では網を使って食材を焼くことが多いと思いますが、網だけだと火加減が難しかったり、食材が焦げてしまったりすることがありますよね。そんな時は無理をせず、便利な調理道具を活用するのがおすすめです。

スキレットなど蓄熱性の高い道具を使うと、焦げ付きを抑えながらジューシーな焼き上がりになります。調理器具の機能性によって料理の仕上がりは格段に変わるので、ぜひ活用してみてください。

炭火焼きの魅力とは?

「炭火焼がよいとは聞くけど、どのようなところに魅力があるのだろう」と思っている方もいるのではないでしょうか。そこで、続いては炭火焼きの魅力についてご紹介します。炭火焼きならではの魅力をチェックして、焚き火を楽しんでみてください。

遠赤外線でジューシーな焼き具合に

焚き火で手軽に、旨い肉の焼き方ガイド!炭火焼きの魅力や人気レシピもご紹介!
(画像=Photo byReinhardThrainer、『暮らし〜の』より 引用)

炭火焼きの魅力として挙げられるのが、遠赤外線効果によるジューシーな焼き上がりです。炭火から発せられる遠赤外線によってじっくりと肉に火が通り、柔らかくジューシーな味わいになります。

高級な肉でなかったとしても、炭火で焼くだけでワンランク上の美味しさを堪能できるのが嬉しいポイント。旨味をしっかりと閉じ込めてあるのでパサパサとした状態にならず、お店で食べるような食感に仕上げられます。手軽に美味しい肉料理を味わいたい時に最適な調理方法です。

香ばしい風味が加わる

コンロにはない香ばしさを感じられるのも、炭火の魅力です。焼いているうちに細かくなった炭が飛んで食材に付着することで、香ばしい風味が加わります。肉を噛んでいるうちに香ばしさが旨味に変わり、野趣あふれる美味しさを楽しめるでしょう。

コンロで焼いただけの肉に物足りなさを感じた時は、ぜひ炭火を使って焼いてみてください。同じ肉だとしても、全く違う味わいになるはずです。炭火を活用して、極上の味を楽しんではいかがでしょうか。

写真映えする

アウトドア料理の見た目にこだわりたい方にも、炭火焼きがおすすめです。炭火で豪快に焼き上げることで、SNS映えする写真を撮影できます。炭火の上でジュージューと焼ける肉を写真に収めれば、みんなからたくさんの「いいね」がもらえるのではないでしょうか。

炭火焼きをする時は、ぜひシャッターチャンスも逃さないようにしましょう。焼き目をつけた肉をひっくり返す瞬間は絶好のシャッターチャンスなので、写真撮影を楽しんでみてください。