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雨後やテントinによるタープの張り方の違い
形別のタープの張り方種類4選

雨後やテントinによるタープの張り方の違い

アウトドアではいつも晴天で地面はペグがしっかりと打ち付けられる土でできているわけではありませんね。風が強い・地面が砂または地面がぬかるんでいるといった悪条件でのケースや、タープの下にテントを入れたいなどアレンジが必要な場面もでてきます。

タープの張り方アレンジが必要な場合

【初心者必見】タープの張り方ガイド。基本〜アレンジ術までコツと一緒に解説!
(画像=Photo bychulmin1700,『暮らし〜の』より 引用)

タープの張り方は状況によって、アレンジを加えた方が安定したり便利になる場合も多々あります。形的なアレンジの前に、より丈夫にしっかりと設置し快適に使うための、タープの張り方アレンジをご紹介いたします。

タープの張り方アレンジ1.ペグを変える

【初心者必見】タープの張り方ガイド。基本〜アレンジ術までコツと一緒に解説!
(画像=Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito),『暮らし〜の』より 引用)

基本的なペグの長さはタープ設営の場合は30cmが基本の長さといわれています。しかしこれは一般的な地面にペグダウンする場合によい長さであり、地面が雨後でやわらかくなっている・下が砂地であるという場合はもっと地面に深く打ち付けられる、40-50cmペグに替えて強度をあげてください。

タープの張り方アレンジ2.テントの位置

同じタープの張り方でもテントのサイズ・高さによりタープアレンジを必要とする場合があります。たとえばテントinしてフライシートのような使い方をする時です。

このタープ使用例はテントに対してちょうどよい角度を付けるために、タープを直接ペグダウンする・ロープを使って高さを変える・ポールの長さで前後違った高さにするなど角度・高さの調整アレンジをしてみてください。具体的なやり方は以下で詳しくご説明いたします。

形別のタープの張り方種類4選

張り方1.三角張り

タープの張り方で三角張りと呼ばれるものは、ポールやロープを使うのが中央2本のみでそのほかはタープを直接地面にペグダウンすることにより三角屋根のようなきれいなとんがり型タープに張る方法です。

メリットはあまり悩むことがないことで、ポールは2本とも同じ長さを選び・タープの長さとテントの角度に合わせて(またはテントに合わせたタープ長を選ぶ)外側4箇所のハトメにペグを差し地面に固定、簡単に設営できます。

張り方2.ムササビ型

タープの中にテントinしたときに後ろ側にくる部分は地面にペグダウンし、前方はポールとロープを使った形に張るアレンジ方法がムササビ型の特徴です。

ムササビ型のメリットとしては、テントの中への日差しや風をしっかりと防いでくれることとなります。そのため風の向きや日差しに対してテント内部を影にするようなタープの向きを、意識しておこなうようにしてください。

張り方3.小川張り

小川張りというタープの張り方はキャンパルジャパンのタープ付属のハトメがたくさん付いたベルトを利用してタープを張る方法です。形は三角とムササビの中間のような形となります。

メリットはテントとタープを接続させることによって、同じサイズの別のタープの張り方と比べてより広い前室が手に入ることです。タープを一度設営してからテントを入れその天井部分に合わせて後方の高さをベルトで調整するというやり方となります。

張り方4.混合変形型

こちらは三角張りからさらにアレンジを加えたもので、片側をロープを使わず直接ペグダウンし、もう片側はポールでテントの天井よりもじゃっかん高くまであげた状態でタープを張る形で特に名前は付けられておりません。

地面にペグダウンした方へテントを設営、高いタープ部分がまるまる前室として使用できるので、そこにキャンプギアをたくさん並べておしゃれなキャンプサイト作りが可能です。