目次
コンパクトスモーカーの使い方(準備)
コンパクトスモーカーの使い方(調理)

コンパクトスモーカーの使い方(準備)

1:燻製に必要なもの

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

バーベキューで燻製する場合でも、キッチンで燻製する場合でも必要なものや使い方はあまり変わりません。コールマンの燻製器には網が付属するので必要になるものは、燻製する食材、スモークチップ、アルミホイルとなります。

水気の多い食材を燻製した場合は脱水シートがあると簡単に脱水でき便利ですが、燻製する前にネットにいれて乾かしておくと脱水シートを用意しなくても大丈夫です。魚介類、肉類は水分が多めのため注意しましょう。

2:アルミホイルで器を作る

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=出典:amazon.co.jp、『暮らし〜の』より引用)

燻製機の準備としてまずスモークチップを燻製器の中に入れます。直接燻製器にチップを入れるのではなく、アルミホイルでチップを入れる皿を作ってから入れましょう。直接チップを入れても問題はありませんが、アルミホイルで皿を作ることで燻製機が汚れにくく、手入れしやすくなります。

チップの量はひとつかみほどを入れましょう。何度か燻製をすると適量がわかってきます。また、チップの上にザラメを入れると食材の色づきがよくなります。

蓋の作り方

チップに脂がかかると発煙しないようになるため、脂が落ちるものはアルミホイルで蓋を作りましょう。蓋の作り方は、チップを入れたアルミホイルの皿よりも少し小さいサイズになるようにアルミホイルを切りかぶせるだけです。決まった作り方はなくアルミホイルの皿よりおおきいものでも問題ありません。

3:網に食材をセット

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=出典:amazon.co.jp、『暮らし〜の』より引用)

コールマンの人気燻製器のコンパクトスモーカーは、二段式の燻製器のため食材がたくさん入ります。下段に網をセットしたら好みの食材を載せていきましょう。下段は熱源が近いため熱くなりやすく、溶けやすいチーズやスモークサーモンのようにできるだけ生で食べたいものは下段を避けてください。

コールマンの燻製器には温度計を差す穴がなく、温度管理が難しいため少しでも熱源から遠ざけることで熱の入り具合を抑えられます。

温度計は使えない

燻製は温度管理も大切です。しかしコールマンの燻製器には温度計を差す穴がなく、煙を中に封じ込めやすいデザインになっています。温度計を使いたい上級者では使いにくいデザインですが、初心者でもおいしい燻製は作れますよ。

コンパクトスモーカーの使い方(調理)

1:10分程度いぶす

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=Photo byNile、『暮らし〜の』より引用)

食材によっていぶす時間は変わりますが、熱源を使う燻製器は短時間でも十分に燻製の香りが食材につきます。コールマンの燻製器では、10分いぶして、10分蒸らすというのが基本です。また、強火で10分ではなく弱火~弱火よりの中火程度にしておきましょう。

火加減はコールマンの燻製器だけではなく、他社の燻製器でも同じです。チーズなどは上段に、熱を加えても変質しにくいナッツ類、調理されたベーコン、練り物は下段でも問題ありません。

2:煙が気になる場合は

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=出典:amazon.co.jp、『暮らし〜の』より引用)

燻製器は煙を内側に閉じ込めるようなデザインになっています。特にコールマンの人気燻製器のコンパクトスモーカーは温度計を差し込む穴もない気密性の高めの燻製器ですが、蓋と本体のすき間から煙が漏れるため換気扇はきちんと回しておきましょう。

また、前述したようにコールマンの燻製器は水を差すことで蓋と本体の間のすき間を埋めることができます。水ですき間を埋める場合は、蓋をした状態で15ml(大さじ1杯)の水を縁に入れましょう。

煙抜きについて

弱火で10分いぶして、10分蒸らせば簡単に燻製料理のできますが、燻製器の使い方が悪かったり準備ができていなかったりすると味が悪くなります。原因は長時間いぶしすぎたり、水分量が多いまま燻製したことによる味の変化です。このような場合はすぐに食べるのではなく煙臭さを抜きましょう。

ラップをせず冷蔵庫で2日ほど置くことで、食材から煙の香りが抜け味が落ち着きます。水分量が多い場合でも水分が抜け風味がよくなりやすいです。

スモークチーズにはプロセスチーズを

キッチンのコンロで簡単、コールマンの燻製器の使い方ガイド!弱火が失敗しないコツ!
(画像=Photo bylipefontes0、『暮らし〜の』より引用)

燻製の人気料理スモークチーズは、キッチンで使える小さい燻製器では温度管理が少し大変です。燻製器内がの温度が高いと溶けるためチーズは直接網に置かず、アルミホイルを敷いてその上にチーズを置きましょう。

また、チーズの種類によって溶けやすいもの、溶けにくいものがあります。コールマンの燻製器では必ず上段にプロセスチーズを置きましょう。プロセスチーズは比較的溶けにくいチーズとなり、弱火で10分程度なら形が残りやすいです。