目次
キャンプで役立つ!大きな自作陣幕の作り方
ソロキャンに!コンパクトな陣幕の自作方法

キャンプで役立つ!大きな自作陣幕の作り方

自作陣幕DIY1.布の設計図

それでは早速、大きな目隠しや焚き火の風よけにもなる陣幕の自作方法を解説します。大きなこの陣幕の図面は動画の5分19秒あたりにありますので、一時停止をご利用になって確認してください。

こちらはダイソーのポールを2本つなぎ合わせてちょうどよいサイズになっています。幅などはご自分の使い勝手のよい長さにアレンジすることが可能です。

自作陣幕DIY2.布端の始末

こちらの自作図面では92cm幅の帆布をできるだけ裁断せずに使っているので、布端は生地の耳を折っただけのところが大部分です。アイロンで耳を折り返し使えますがななめのラインだけはカットするので、布端は厚くならないようジグザグミシンを掛けるかロックミシンで始末してください。

自作陣幕DIY3.角の布を2重にする

キャンプ用陣幕の自作ガイド!焚き火の風防&サイトの目隠しとしても大活躍!
(画像=Photo byventuraartist,『暮らし?の』より 引用)

布端の始末をしたらぐるりと縫い代を折り返してステッチで縫うだけです。長さは長いのですが直線に縫うだけなので、ミシンパワーがあるものであれば簡単に縫えます。

ただ両端のななめのラインはバイアス目になるため、1重では伸びてしまいひと手間が必要です。そのため角の部分は布を重ねて2重になるように仕立てます。

自作陣幕DIY4.ポールを通す輪を作る

帆布の11号で自作する陣幕は、ひとえ仕立てなのでポールを通す輪は縫って作らないといけません。動画と同じくダイソーポールを使用する場合は6cmを真ん中で折り縫い合わせ、輪を作ってポールを通せるようにする方法が簡単でおすすめです。

これが帆布ではなくもっと薄手のデニムやツイルで2重にして作るのであれば、その部分だけ縫い合わせずに穴を開けた状態で両脇にステッチをかける方法もあります。

自作陣幕DIY5.ハトメ打ちなどの仕上げ

キャンプ用陣幕の自作ガイド!焚き火の風防&サイトの目隠しとしても大活躍!
(画像=『暮らし?の』より 引用)

ここまで出来たら最後はペグをひっかけるためのハトメを斜めの辺の角に取り付けましょう。こうすることでロープを通しても布に力がかかって切れることを防げます。

ソロキャンに!コンパクトな陣幕の自作方法

小さな陣幕の作り方1.設計図

大きな陣幕だけでなくちょっとした卓上やソロキャンプの小さな焚き火台でも使えるようなコンパクトな陣幕もあると便利ですよ。

小さなサイズの陣幕の自作の特徴は何といっても縫うところが少ないのですぐできあがるところです。小さな陣幕の設計図・図面は動画の3分52秒で表示されています。

デニムも陣幕自作におすすめの素材

こちらは素材としてコットンデニム使用が特徴です!デニムも天然素材なので難燃性が高いだけでなく、デニムの青色染料は虫の忌避効果もあるためアウトドア向けとなっています。

小さな陣幕の作り方2.裁断

キャンプ用陣幕の自作ガイド!焚き火の風防&サイトの目隠しとしても大活躍!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

デニム生地は裏が白いので裏から見ても格好が付くように2重仕立てにするのがコツです。その分縫う時も重なり分が厚くなり縫いにくくなりがちですが、シンプルな縫い方をしているため帆布を縫うのとそれほど違いはないです。

台形の上の辺を輪にするようにななめの辺と下の辺は縫い代をつけて縫い合わせていきます。特に両端の地面にペグで留める部分は、ゴムベルトを挟んで縫うため尖らせず裁断するのがポイントです。

小さな陣幕の作り方3.縫製と仕上げ

キャンプ用陣幕の自作ガイド!焚き火の風防&サイトの目隠しとしても大活躍!
(画像=Photo bymanfredrichter,『暮らし〜の』より 引用)

陣幕の上部を輪にして生地を裁断しているので、ステッチを掛けるとはいえ重なりは薄くなり縫いやすく、アイロンがけをする場所も少なくて済みます。

ただ斜めのラインはやはりどうしてもバイアスになってしまうので、強く引っ張られるたびに伸びてくるでしょう。強度を上げたいという方は縫う前に接着芯(テープ状が便利)をアイロンで貼り付け伸び留めをすると安心です。