硬さ・長さ・重量を意識する

硬さはソフトタイプが基本

【初心者必見】グラトリ向きの板は何?選び方の基本をわかりやすく解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

硬さや長さにも注目すると、滑った時の違いを感じられるようになります。まず、硬さに関しては柔らかめを取り入れるとよいでしょう。柔らかい方が板の反発力が強くなり、初心者でも簡単にトリックを繰り出せるようになります。特にオーリーなどの初心者向けトリックは、柔らかめの板の方が成功しやすいため取り入れてみてください。

  • スピン系は硬さがある方がおすすめ

中級者以上になりスピン系のトリックにも挑戦したくなった場合は、やや硬めの方がよいと言われています。繰り出すトリックによって最適な板の硬さも変わりますので、自分のレベルに合わせて選ぶとよいでしょう。

また、グラトリだけでなくキッカーにも挑戦したい場合も、硬めの板がおすすめです。柔らかい板だとジャンプに失敗しやすくなるため気を付けてください。

長さは身長より20cm短いものが最適

【初心者必見】グラトリ向きの板は何?選び方の基本をわかりやすく解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

長さは、板のコントロール性に大きな影響を与える要素です。長いと安定感が増しますがコントロール性は落ちます。短い場合は安定性が落ちる一方で、細かなコントロールも効きやすくなるのが特徴です。

グラトリにおいて短すぎず長すぎないサイズは、身長より20cm短いものだとされています。誤差2〜3cm程度なら問題はありません。なお、身長に対する板の長さが計れない時は、板を立てた時にアゴのあたりまでくる長さを選ぶのがおすすめです。

重量は体重に合わせる

グラトリに適した重量は、個々人の体重によって違いがあります。軽い板はコントロールしやすいというメリットがありますが、軽すぎると安定感がなくなり、転倒の原因になるでしょう。例えば、体重の重い人が軽い板を使うと、より転倒のリスクが高まります。

一方で、体重の軽い人が重い板を使うとうまく操作できず、トリックを1つ繰り出すだけで疲れてしまうこともあるでしょう。そのため、重量は自分の体重に合わせて操作しやすいものを選ぶのがおすすめです。

好みの滑り方も考慮に入れる

滑り方に合わせた板なら成功しやすい

【初心者必見】グラトリ向きの板は何?選び方の基本をわかりやすく解説!
(画像=Photo byazulesnet、『暮らし〜の』より 引用)

ここまでは基本的な板の選び方を見ていきましたが、実はグラトリの滑り方によっても選ぶ板に違いが出てくることがあります。基本を押さえつつ、自分が目指す滑り方に合わせて板を選ぶようにすると、成功率が高まるでしょう。

乗り系の場合

乗り系とは、板をプレスした状態でトリックを出したり、スピンしたりする滑り方のことを指します。長さや形状は基本の選び方と変わりませんが、プレスやスピンを繰り出しやすくするため、特に柔らかめの板にこだわることがポイントです。硬さのある板だと体重をかけてもすぐに元の位置に戻り、トリックが困難になりますので注意してください。

弾き系の場合

【初心者必見】グラトリ向きの板は何?選び方の基本をわかりやすく解説!
(画像=Photo byrolfvandewal、『暮らし〜の』より 引用)

弾き系とは、板に体重をかけ、曲がった反動に合わせてジャンプする滑り方のことです。反動を利用するトリックが多いため、形状はフラットよりキャンパーの方がよいでしょう。硬さは、柔らかめもしくは普通くらいのものがおすすめです。長さは、基本の選び方と同様で問題ありません。