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登山リュックの荷物を詰めるコツ
登山リュックの正しい背負い方をして楽に!
登山リュックの荷物を詰めるコツ
登山リュックの背負い方をチェックしたあとは、荷物の詰め方についても確認しておきましょう。登山リュックが楽になる背負い方には、「重たい荷物は上部で背中側」という原則があります。
この原則と逆に荷物を詰めてしまうと、山歩きが苦痛になるので詰め方には充分に注意してください。正しい背負い方をするためには、荷物を4つのグループに分けて考えることが前提です。
①登山中に使わないものは下部に収納
登山中にあまり使わないものは、登山リュックの底のほうに収納します。例えば、シュラフ関係や着替えなどです。
登山リュックから荷物を取り出す作業は、身体的な負担が少なくない登山においては精神的にもダメージを与えます。登山中にあまり使うことが想定されないものは一番下に収納しましょう。
②重いものは背中側に収納
重たい荷物は、身体に沿うように背中側に収納してください。例えば、行動中に使わない水や食料などがあげられます。身体に沿わせることで重心が安定し、山歩きが楽になります。
あまり使わない荷物は下部に収納しますが、あまり使わなくても重い荷物の場合は、可能な限り中間程に収納したほうがよいでしょう。
③軽いものは外側に収納
身体から離れている登山リュックの外側には、重心移動をスムーズに図るために軽いものを収納します。例えば、セーターやフリースなどの上着、エマージェンシーシート、ティッシュペーパーなどです。
これらの荷物の中でも使用頻度を考え、フリースなどの上着は肌寒いときにすぐに着られる上部に収納するとよいでしょう。
④登山中に使用するものは上部に収納
登山リュックの上部には、使用頻度の高いものを収納します。例えば、雨具や中間着、地図やスマホ、ヘッドランプやファーストエイドなどです。行動中に調理をするときはクッカーも上部に収納するとよいですが、重量があるためできるだけ背中側に寄せるようにしましょう。
やはりこれらの荷物の中でも、使用頻度の他に緊急性も考慮して収納するのがポイントです。
⑤下部にある2気室には収納しない
登山リュックによっては2気室構造のタイプもありますが、基本的には収納しないほうがよいでしょう。荷物を簡単に取り出せる点が長所ですが、上部の気室と下部の気室の間に隙間が出てしまい、スムーズな重心移動が図れなくなるからです。
ファーストエイドは使う心配が少ない場合でも緊急性を要するため、登山リュックの上部に入れて取り出しやすくしておきます。
登山リュックの正しい背負い方をして楽に!
登山中に疲れる多くの原因はリュックの背負い方にあります。登山リュックの正しい背負い方は、重心バランスが崩れないようにするのがポイントです。そのため「ウェストベルトをお尻に載せるように締める」「ショルダーベルトは身体に沿わせて締める」ことを意識しましょう。
しかし、どんなときも締めればよいというわけではなく、コンディションに合わせて臨機応変に調整してください。経験を積み、自分の身体に合ったベルトの調整方法を見つけましょう。
文・ring-ring/提供元・暮らし~の
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