リーダーを切っていく嫌われ者

今回の釣行を通して悩まされ続けたのが、突然フッと軽くなってリーダーが切られる……という場面がちょくちょく見られたこと。宮角さんは3つのタングステンシンカーをロストしてがっくり。

犯人はエソだ。ジギングや泳がせ釣り、はたまたイカメタルでもアングラーを悩ませる嫌われ者だ。ただ釣れるだけならいいが、鋭い歯でリーダーやフックハリスを切ってしまうことも多い。リーダーが切られたら、当然高価なタングステンシンカーは海の藻屑になってしまう。

日本海タイラバ五目釣行で本命マダイにアマダイ 渋い時の裏技とは?厄介者のエソ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

その対策として、エソが多いポイントでは通常のリーダーの先に8~10号のフロロカーボンラインのリーダーを50cmほど付けるか、通常のリーダーをダブルラインにしてタイラバを結ぶかだ。これだけでロストはかなりの確率で防げるはずだ。

終わってみればクーラーはにぎやか

釣行の締めくくりに瀬周りで青物を狙ったが、こちらは不発でコウイカが釣れただけで午後4時に終了となった。釣果はマダイこそ船中1匹に終わったがアマダイ5匹、レンコダイ多数、アオハタ5匹と十分な釣果となった。

日本海タイラバ五目釣行で本命マダイにアマダイ 渋い時の裏技とは?最後に掛かったおまけのコウイカ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

福井県の嶺南地方ではこれからタイラバはもちろん、ジギングやキャスティングで狙う青物が本格化する。持参するタックルは増えてしまうが、豪華なリレー便も楽しめる。ただ冬は出船率が極端に落ちてしまう。少ないナギの日には、ぜひ挑戦してほしい。

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<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
あみや渡船
出船場所:若狭大島
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年11月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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