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サウナでととのう方法:本番編
サウナでととのうとはどんな感覚?

サウナでととのう方法:本番編

全ての準備が整ったら、いよいよサウナへ入りましょう。中へ入った後も、ととのうために意識しておきたいポイントがいくつかあります。各ポイントを押さえることで初心者でもととのうことが可能になるため、こだわってみてください。

サウナでととのう方法①:タオルを活用する

脳汁ドバドバ状態で気持ちいい!サウナでととのうための方法や感覚をご紹介!
(画像=Photo byAlexas_Fotos、『暮らし〜の』より引用)

心地よいサウナを楽しむために取り入れておきたいのが、タオルです。必ず1枚はタオルを持っていくとよいでしょう。タオルの使い方はさまざまですが、腰に巻いたり、自分が座る場所に敷いたりするのがおすすめです。

汗をかいたとしてもタオルが水分を吸収し、サラッとした状態を保てます。汗のベトベト感を気にすることなくサウナを楽しむことが可能です。また、タオルを使うことで椅子に汗がつくのを避け、他の人に迷惑をかけないのもポイントとして挙げられます。

頭や顔に巻く方法も

慣れてきたら、自分に合った方法でタオルを取り入れるのがおすすめです。もし、頭が熱いと感じた場合はタオルを頭に巻きましょう。熱い空気は上へ行く性質があるため、頭の温度が上がりやすいと言われています。タオルを巻いておけば、過度な温度上昇を避けやすいのがポイントです。

暑さによる肌の乾燥が気になる時は、顔にタオルを巻く方法があります。また、息苦しさを感じた時もタオルを顔に巻いてみてください。ととのうために快適性を求めることが大切です。

サウナでととのう方法②:5〜6分サウナに入る

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(画像=Photo bynkaminetskyy、『暮らし〜の』より引用)

いきなり長時間入り続けると、体調不良になる可能性があります。初心者の場合は、5〜6分を目安に入るようにしましょう。温度が高く、湿度もあるサウナは座っているだけでじんわりと汗が出てきます。

一方で、湿度が低い場合は汗が出るまで時間がかかることも。5〜6分経過してもあまり汗をかかないようなら、もう少し長く入っても問題ないと考えられます。汗の量や体調によって、どのくらい入るか調整するようにしてください。

慣れてきたら10分程度が目安

暑さに慣れてきたら、少しずつ入る時間を長くしていきます。大体10分を目安に入るとよいでしょう。どんなにサウナに慣れていても、長時間入るのはリスクがあります。

高温によって体力や水分が奪われて、気づかないうちに体調不良に陥ることがあるため注意が必要です。10分が経過したら、出るように意識してください。

サウナでととのう方法③:下段から始める

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(画像=Photo bysolskin、『暮らし〜の』より引用)

座る位置も、ととのうための重要なキーポイントです。サウナの中を見てみると、階段のように段差のある設計にしてあることがわかるでしょう。これは、好みの温度帯でサウナを楽しむための工夫の1つです。

熱い空気は上に流れる性質があり、自然と上の方が温度が高くなります。一方で、下の方は上の方に比べて温度が低くなるのが特徴です。初心者は下の方から始めて、自分に合った温度帯を探すようにしてみてください。

慣れたらリョウリュも楽しもう

最初は下の方でも十分に暑さを感じられますが、上級サウナーになると、上の方でも満足できなくなることがあります。そのくらい慣れてきたら、リョウリュも体験してみるとよいでしょう。

熱した石の上に水をかけて熱い水蒸気を発生させ、タオルでバタバタと煽ることでさらに温度を上げる方法です。かなりの暑さを感じられるため、初心者の方は無理をせずに、自分が過ごしやすい方法でととのう状態まで到達するようにしてください。

サウナでととのう方法④:シャワーで汗を流す

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(画像=Photo by955169、『暮らし〜の』より引用)

額にじんわりを汗をかき、身体がしっかりと温まったらいったん出ましょう。身体に汗をかいているので、シャワーで流すようにしてください。汗をかいたまま水風呂に入るのはマナー違反となるため注意が必要です。

シャワーの温度はぬるま湯程度がおすすめ。冷たすぎる温度だと、身体への影響が大きくなりすぎる可能性があります。ぬるま湯で身体を慣らしておけば、この後の水風呂も入りやすくなるのではないでしょうか。

サウナでととのう方法④:水風呂に入る

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(画像=Photo byPublicDomainPictures、『暮らし〜の』より引用)

シャワーで身体を清めたら、水風呂に入ります。慣れていないと冷たく感じることが多いので、無理をせず、身体に水をかけながら少しずつ入るようにしてください。ゆっくりと入るようにすれば、しばらくして身体が水風呂に慣れてきます。

サウナで身体を温めた分、水風呂の冷たさが心地よく感じられるでしょう。ただし、どうしても水風呂が無理と感じる場合は我慢する必要はありません。水風呂はスキップして、次の段階に入る方法でもととのうことは可能です。

サウナでととのう方法⑤:5分ほど休憩

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(画像=Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

次は、外の風に当たって休憩を行います。ほとんどの施設にはととのうための休憩スペースが設けられているため、利用してください。椅子に座り、5分ほど外の空気を感じることで、とても気持ちい状態になれるはずです。

慣れている人なら、1セット目でととのう状態に入れることも。しかし、初心者だと1セットだけではととのう感覚を得られない場合がほとんどです。ととのう感覚を得られなかったとしても、ゆっくり休憩をして次のステップに進みましょう。

サウナでととのう方法⑥:同じセットを繰り返す

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(画像=Photo bykathrina5、『暮らし〜の』より引用)

再びサウナに戻ったら、同じステップを繰り返しましょう。サウナに入り、シャワーを浴び、水風呂でクールダウンしてから外で休憩をするのが1セットになります。このセットを2〜3回繰り返すことで、ととのう状態に入れると考えられているので、実践してみてください。

3回以上は繰り返さないように

ただし、慣れていない方はととのう状態までいけないこともあります。そんな時でも3回以上繰り返すのはやめましょう。何セットも繰り返すことで、身体に負担をかけることがあります。

次回のサウナで、ととのう感覚を得られるようにしてみてください。何度か体験することで、簡単にととのう状態へと入れるようになると言われています。

サウナでととのうとはどんな感覚?

初心者の場合は、「どういった感覚がととのうということなのだろう?」と分からないことも多いのではないでしょうか。しっかり気持ち以上体になるために、ととのう感覚について具体的にチェックしていきましょう。

ととのう感覚①:脳内物質の刺激で幸せ感を得られる

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(画像=Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

暑いところで過ごした後に水風呂に入ることで、快楽を刺激する脳内物質が分泌されると言われています。この脳内物質は、幸せな気分をもたらし、心地よい状態へと誘う効果を期待できるのが魅力。落ち込みがちな時も、脳内物質の刺激により元気が出ると言われています。

ととのう感覚②:無我の境地・トランス状態に入る

多くのサウナーは、ととのった瞬間に頭が真っ白になったり、トランス状態に入ったりすることが多いと言われています。これも、脳内の物質が刺激された効果です。無我の境地やトランス状態に入ることで、日頃のストレスを軽減できると考えられています。

ととのう感覚③:五感が研ぎ澄まされる

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(画像=Photo bystokpic、『暮らし〜の』より引用)

心地よい状態を得られた場合は、普段よりも五感が研ぎ澄まされる効果も期待できます。ととのった後に飲み物を飲んだり、食事をしたりすると、いつもよりも味が濃く感じられるでしょう。食事をより美味しく食べるためにも、サウナがおすすめです。

ととのう感覚④:アイデアが浮かびやすくなる

発想力が高まるのも、ととのう感覚を得られた時の魅力です。今まで出てこなかった発想が出て、仕事に役立つことがあります。そのため、近年はサウナを推奨する会社も。よりよい仕事をするために、利用してみてはいかがでしょうか。

ととのう感覚⑤:寝付きがよくなる

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(画像=Photo byClaudio_Scott、『暮らし〜の』より引用)

脳内物質の分泌により幸せな感覚を得て、リラックスすることで寝付きがよくなると言われています。普段から不眠に悩まされることが多い人にも、魅力的な効果と考えられるでしょう。ととのう感覚を楽しみ、心地よい眠りについてください。

ととのう感覚⑥:疲れが和らぐ

身体の血流が改善し、ととのうことによって疲れが和らぐのも魅力として挙げられます。疲労が溜まりがちな時は、しっかりと体を温めて水風呂に入り、外の空気に当たりながらリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。