そして簡単なクイズのような内容ながら、過去の大統領選がどのように行われてきたか、ケネディとニクソンが初めてテレビ討論を行って勝負を決定づけた要因など、授業のような内容ではなく「面白い」内容も入れ込んで行く。正しいことを伝えればそれだけで読まれる、見てもらえるというほど簡単ではない。

「面白い」からこそ最後まで読まれ、結果として勉強になった、というのがマネーやビジネスなどの真面目系コンテンツの理想形となる。テレビやネットの記事で勉強しようと思う人はいないからだ。

「難しいことを分かりやすく説明する」。

こんなありふれたアドバイスですら落とし穴はたくさんある。ぜひ参考にして頂ければと思う。

中嶋 よしふみ(シェアーズカフェオンライン編集長・FP ビジネスライティング勉強会講師)

※こちらの記事は「ビジネスライティング勉強会」のサイトから転載しました。

【ビジネスライティング勉強会について】 士業やコンサルタントなど、差別化・ブランディングを図り集客につなげたい専門家のための執筆オンラインサロン。メイン講師の中嶋よしふみは、2011年にFPとして開業して以来、記事執筆のみでFP相談を集客し続け、出版やテレビ・ラジオへの出演・取材協力、経済紙等での取材・執筆業務を獲得してきた。また自ら運営する経済WEBメディア「シェアーズカフェ・オンライン」の編集長として、専門家・士業へ執筆指導を行い、執筆をきっかけに業務拡大を成功させた書き手を多数育ててきた。ビジネスライティング勉強会では、サロン会員に中嶋の執筆ノウハウを余すところなく提供している。

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編集部より:この記事は「シェアーズカフェ・オンライン」2022年11月8日のエントリーより転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はシェアーズカフェ・オンラインをご覧ください。