折れたからと言って釣り竿をすぐ捨ててしまうのはもったいありません。修理できるものは自分で直して少しでも長く使ってみませんか。今回は折れた釣り竿の部分ごとの修理方法を解説いたします。補修が簡単になる便利なおすすめアイテムも紹介しますのでぜひご活用ください。
目次
ルアーロッドの折れは自分で修理できる
釣り竿修理に必要な材料と道具
簡単にできる折れた穂先の修理法
ルアーロッドの維ぎ修理の方法
釣り竿の修理におすすめな便利アイテム
折れた竿は自分で修理してみよう
ルアーロッドの折れは自分で修理できる
釣りをしているとラインが絡まって穂先が折れたり、大物とファイト中に太いロッドでも真ん中からぽっきりと折れることもあります。
竿の寿命だと思い切って買い換えるのもよいですが、使い慣れた竿を修理してもう少し長く使うのもまたひとつの選択方法です。元の通りとはいえませんが、自分で折れた竿を使えるように修理するのはそれほど難しいことではありません。
- ルアーロッドの修理の仕方とおすすめアイテムを紹介
今回は少ない材料と道具で簡単にできる、折れた釣り竿の修理方法をふたつご紹介いたします。新しい釣り竿に書い直すよりもずっと安い値段でできる直し方なので、次の竿を買う資金がたまるまでのつなぎとして修理する場合にもご活用ください。
釣り竿修理に必要な材料と道具
竿修理に必要なもの1.交換パーツ

交換するパーツは折れたり紛失した部分によって変わってきます。一般的に折れやすいのはティップの部分ですので、その場合は替えの穂先をご用意ください。折れた竿を修理してガイドのバランスがおかしくなった場合は、ガイドも必要となります。
竿修理に必要なもの2.接着剤

どんな竿修理にも必要となるアイテムが接着剤です。エポキシ系など強力な2液ボンドを使ったり、出先では素早くしっかりと固めるためのインスタントグルー(ボンド)を使う場合もあります。
接着剤には短時間タイプと長時間タイプがありますが、修理に慣れていない人は修正する余裕のある長時間タイプがおすすめです。ひとつ持っているとルアーの修理にも使えます。
竿修理に必要なもの3.脱脂用アルコール

手の除菌などにも使うアルコールは、竿の油脂を取り除き接着剤の付きをよくしてくれます。持っていたらぜひ使ってください。また折れた部分を研磨したときにでるかすを取り除くのにアルコールで拭くと、一度で油脂取りとごみの拭き取りができて効率的です。
竿修理に必要なもの4.工具類
折れた竿をきれいに整えるためには一度刃物でカットした後にやすりで研磨します。そのためのカッターとやすりをご用意ください。このほか径を測るノギス・巻いた糸を溶かすためのライターも、釣り竿修理には必要です。