上司から見て出世する人とできない人の違いはなんだろうか。バブル世代の筆者が同年代の「上司」に聞き込みを行った結果をもとに、出世する人・出世できない人の違いを紹介する。

出世できる人・できない人の違い3選

「挨拶」や「報連相」ができる VS できない

挨拶や報連相がしっかりできる人は出世できる人、その逆は出世できない人だと言える。

自らの判断で行動する人 VS 指示待ち族

自らの判断で行動できる人は出世しやすいが、指示待ち族は出世しにくい。

出世すると責任を負う立場となる。上の職位になるほどその責任は重くなり、責任者として重い決断を下す場面も増える。もし判断の誤りで損害を生じれば責任者としてその職を解かれることも覚悟しなければならない。

アナログなコミュニケーションが得意な人 VS 苦手な人

電話や対面でのやり取り、あるいは飲みにケーションなど、アナログなコミュニケーションが得意な人は出世しやすく、苦手な人は出世しにくい。

上司が「信用できない」と感じる人の特徴4つ

口だけで行動しない

口ではやるというのに行動が伴わない人は信用できないと思われてしまうだろう。特に、営業成績がかかっているときに約束を破るなどした場合は、上司としては尻拭いの必要も出てきてしまう。

一度やると言ったら最後までやり切るのが信用されるビジネスパーソンだ。

時間にルーズ

遅刻したり、時間を間違えたりする人はビジネスパーソンとして失格だ。遅刻して大切な取引先の気分を害してしまえば、取引減などの被害が出る可能性もある。大切な仕事は任せられなってしまうだろう。

重要な取引先を任されたいのであれば、仕事の内容だけではなく、時間などの基本的なルールを守るのも大切である。

人によって態度が変わる

後輩には偉そうにしているのに、上司にはへこへこしている人も信用されにくい。このような人は自分の利益だけを考えているのが丸わかりで人望を失いやすいだろう。

結果として、上に立つ人間として相応しくないと思われれば出世しづらくなるだろう。

同じミスを繰り返す

一度犯したミスは絶対に繰り返してはいけない。何度注意しても繰り返す人は「できない人認定」されてしまう可能性がある。

一度犯したミスを繰り返さないように再発防止策を考え、マイルールなどを作って運用するとミスをしにくくなるだろう。

出世したいならコミュニケーション力と行動力を磨くべし

出世できる人は総じてコミュニケーション力と行動力に優れている人だと言えるだろう。性格的に難しい人もいるだろうが、極力そのことを意識してほしい。それが出世への道につながるだろう。

文・MONEY TIMES編集部