前回に引き続き、グラナダの町歩きのお話です。アルハンブラ宮殿などの観光スポットに入場することなく、11月に散策を楽しんだ実体験からのレポートになります。前回はバスターミナルから市内中心地に向かい、アルカイセリア→バル休憩→アルバイシン散策まででした。では、続きに入ります。

目次
グラナダに来たら食べたくなるアラブ料理
入場なしでアルハンブラ宮殿のまわりを散歩

グラナダに来たら食べたくなるアラブ料理

アルバイシン散策を終え、丘をおりてヌエバ広場に着いたのが午後2時半。ちょうどお昼ご飯の時間です(※スペインのランチタイムは平均して2時からになります)。エルビラ通りやカルデリア・ヌエバ通りでアラブ料理店を何軒も見かけたことと、エキゾチックなグラナダの雰囲気に影響されて、モロッコ料理を食べることにしました。
アラブ料理のお店が多いこともグラナダの特徴のひとつです。1人だったので、ランチ定食があったSNS映えする小さなレストランに入りました。食べたのは、前菜のファラフェルにメインのスパイシーで甘い鶏肉のクスクス。これにデザートがついて10.50ユーロ(飲み物別)とお得なお値段でした。

歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)
歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)

Restaurante Dar Tajin

  • 住所:Calle Elvira 11, Granada
  • 電話:+34-95-822-0760

帰りにお店の人に写真の使用許可を申し出たところ、同じ通りにある系列店も紹介してほしいと案内してくれたので、写真を載せておきますね。こちらは2階もある大きなレストランでした。

歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)
歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)

Restaurante Meknes Rahma

  • 住所:Calle Elvira 3, Granada
  • 電話:+34-95-822-8946

入場なしでアルハンブラ宮殿のまわりを散歩

さて、食後はアルハンブラ宮殿へ。入場券はないのでナスル宮、ヘネラリフェ、アルカサバには入れませんが、敷地内を散策することはできます。ゴメレス坂を登り、ザクロの門をくぐって森を抜け、裁きの門から入ると、目の前にカルロス5世宮殿があります。
この宮殿は16世紀はじめにカルロス5世王の命で建築が始まったのですが、なんと完成したのは1957年でした。建物単体はすばらしいものの、アルハンブラにはミスマッチな印象を与えているような・・・。それゆえ(?)、ここは無料で見学できます。お隣にあるサンタ・マリア教会の前を通って進むと、修道院を改装した人気のパラドール(国営ホテル)に突き当たります。ここのレストランのテラス席はオススメの休憩スポットなのですが、今回は時間がなくパスしました。

歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)

<ゴメレス坂を登ると、アルハンブラへの入り口のひとつザクロの門がある>

歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)

<晩秋のアルハンブラの森>

歩くだけで楽しい!南スペイン・イスラムの残り香り漂うグラナダの町<後編>
(画像=『たびこふれ』より引用)

<ナスル宮やアルカサバに行くには、裁きの門が便利>