【解説】国産初の新型コロナ飲み薬「緊急承認」 重症化の予防効果“確認されず”「現場にニーズは…」

「けん怠感」「発熱」「鼻水・鼻づまり」「のどの痛み」「せき」といった5つの症状について「症状改善までの時間が短くなる」という効果があるのだが、なんと

8日間が7日間になるだけ!!

というものです。しかも

妊婦、もしくは妊娠の可能性がある女性は使えません。動物実験で「催奇形性」、つまり胎児に奇形が生じるリスクが認められているからです。高血圧や高脂血症など36種類の薬と一緒に飲むことが禁止されていて、医師や薬剤師は患者が飲んでいるすべての薬を確認する必要があります。

リスクの高い人は逆に使えない・・・・・

肝心の薬価ですが、まだ決定していないのですが前例並みとなるのが普通でして、だいたい5日分で

ひとり10万円!!!!

だそうです。2類相当だから薬代は無償で健康保険が負担します。いま毎日12万人が陽性ですから、この人たちに配布すると

1日120億円!!!!

となります。バカなんですか。

経済のど素人の医者が煽る

中村先生もテレビを見てデタラメ言う医者にお怒りです。

いったいテレビのお医者さんたちは治験のデータを読んでいないのでしょうか・・・・

このテレビ医者たちが絶賛するゾコーバ。国はすでに100万回分の注文を入れているといい、総額1000億円です・・・・!!!

で、いまだ2類相当なのでこの「8日間の症状を7日間にするだけの健康な人に投与する薬」は無料になります。我々の税金から支払われます。仮に5類なら現役は3万円支払うわけですが

あなたは3万円払って1日だけ症状を短くして貰いますか?

と、問いたい。わたしなら絶対に要らない。だいたい8日間っていうのは有症状の場合の隔離期間である。8日経ったら社会復帰してもよいわけです。つまり普通は症状はほぼなくなっている。これを1日短くするのに意味あるのかね?

もうね。経済より命、どころか「経済より医療」になってないか。

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年11月24日の記事より転載させていただきました。