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派遣社員の退職の場合2ヶ月前に伝えても大丈夫?
退職時に非常識と思われないための対処法

派遣社員の退職の場合2ヶ月前に伝えても大丈夫?

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

法的には2週間前までに伝えれば良いということが分かりましたが、これが当てはまるのは、”雇用期間の定めがない契約を交わしている労働者”、つまり正規雇用者の場合で、雇用期間が定められているパートや派遣の場合は当てはまらないということも覚えておく必要があります。

派遣社員として会社で働いている場合、やむを得ない事情がない限り、定められた雇用期間の途中で退職することは難しくなります。上手に交渉して退職できれば良いのですが、それが不可能であれば契約期間を満了するまではそこで継続して働くことが求められます。

退職時に非常識と思われないための対処法

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

退職する際の状況というのはさまざまで、ある場合には上司や会社側から非常識だと思われてしまうこともあります。では、それを避けるため退職の際にどんなことができるのか、4つの対処法について見ていきましょう。

対処法①引継ぎ期間を考える

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

会社を退職する際には、自分がこれまで行ってきた仕事を誰かに引き継ぐ必要があるかもしれません。これがうまくできていなければ、場合によっては会社に損害を与えることにもなりかねず、非常識だというレッテルを貼られてしまいます。

これを避けるためにも、引継ぎのための十分な期間をしっかりと確保したタイミングで退職について伝えることが大切です。きちんと引継ぎができれば、他の業務にも支障が出ることも少なく、円満な形で辞めることができるでしょう。

対処法②繁忙期を避ける

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

できるだけ円満に退職するためには、退職する時期について考えることも大切です。特に会社の繁忙期のタイミングは避けるのが賢明と言えるでしょう。前述したように、退職時には仕事の引継ぎなどを行う必要がありますが、忙しい時期と重なってしまうと会社や周囲に迷惑をかけてしまうことになってしまいます。

対処法③退職理由は「個人的な事由」とする

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

退職する際の理由を何にするかと言う点も、円満退職をするための大切なポイントです。”給与が少ない”とか”職場環境が合わない”などのような、会社に対する不満を理由にするのではなく、「個人的な事由」としておくことで、会社側からも嫌な顔をされにくくなります。

対処法④最終日まで手を抜かない

退職の意思を伝えるタイミング2ヶ月前は非常識?民法より就業規則が優先?
(画像=『KASHI KARI』より引用)

退職することを伝えた時点で、やり切った感を感じて満足してしまいがちですが、円満退職のためには最後まで手を抜かずに仕事を行っていくことをおすすめします。辞めることが決まったとたんに仕事に身が入らなくなると、会社側からだけでなく上司や同僚からも”非常識な人”と思われてしまう可能性があります。

最終日まで手を抜くことなく、一生懸命に自分の仕事をこなしていくことで、周囲の良い評価を得たままで退職をすることができますし、自分自身も晴れ晴れした気持ちで辞めることができるでしょう。