雇用保険や社会保険
10月から公的サービスの料金も値上げされた。多くの人に影響があるのが雇用保険の値上げで、労働者はこれまで標準報酬月額の0.3%の負担であったのが、0.5%となった。例えば、標準報酬月額が30万円の場合、これまで900円だったものが1500円になる計算だ。
また、社会保険への加入が義務づけられる対象が拡大され、これまで被保険者が500人を超える事業所が対象であったのが100人に引き下げ。社会保険の費用は労働者も負担する必要があるため、出費が増加することもあるだろう。
値上がり対策に有効な対策
このほか、電機やガスなどのも値上げが続いており、家計に大きく響くといえる。このような値上げラッシュをどのように乗り切るためのコツを解説しよう。

(画像=乗り切るためには!?、『BCN+R』より引用)
パンや麺よりも米を食べる
今回の値上げラッシュで目立つのが、小麦を使っている製品の大幅な値上げだ。日本は小麦の自給率が低く、円安や輸送コスト増の影響を受けやすい。そのため、日本国内での自給率が高く値上げの影響を受けづらい米中心の食事にしてはいかがだろうか。
パンに比べて米は炊かなくてはいけないというデメリットがあるが、冷凍保存すればレンジで温めるだけで食べられる。チャーハンやリゾット、カレーなど、バリエーションも豊富なので、飽きずに食べ続けられるだろう。