さまざまな商品やサービスの値上げラッシュが続いている。特に10月、多くのものが値上げとなった。何気なく代金を支払っていたら実はいつもよりも高かった、ということもあり得るだろう。そこで、効果的な値上げ対策について解説したい。

相次ぐ値上げラッシュ、どのように対策したらいいの?
(画像=値上げラッシュに対応するには?、『BCN+R』より引用)

値上げされた主な品目

まずは値上げされたものの中から、特に家計への影響が大きいものを紹介しよう。

相次ぐ値上げラッシュ、どのように対策したらいいの?
(画像=値上げは家計を悩ませる、『BCN+R』より引用)

ビールやウイスキーなどのお酒

1日の疲れを癒やすための楽しみにしている人も多い晩酌だが、アルコール類は全体的に大きく値上げされた。その値上げ幅は6%から13%とかなり大きい。

値上げの対象も幅広く、ビール類はもちろんチューハイやウイスキー、焼酎もその対象となっている。原材料価格の高騰や物流コストの上昇などが原因とされているが、お酒のグレードを落とさざるを得ない人もいるかもしれない。

食品

食品も値上げしていないものを探す方が難しいのではないかと思われるほど、さまざまな商品が値上げされている。これはあらゆる食品製造に欠かせないエネルギーのコストが上昇しているためだ。

さらに物流コストも上昇していることから、ほぼ全ての商品が影響を受けており、家計にとって厳しい値上げとなっている。直接的に値上げしていなくても、内容量を減らすことで実質的に値上げしている商品もあるので注意してほしい。

外食

外食産業も仕入れコストなどが上昇していることから各社とも値上げを行っている。回転寿司や牛丼といった庶民の味方も値上げしており、外食はますます手の届きづらい存在となりそうだ。

加熱式たばこ

愛煙家が比較的周りの目を気にせずに吸うことができる加熱式たばこが値上げされた。全体的に10円から30円ほど価格が上昇しており、少ないお小遣いを利用してたばこを吸っている人にとっては厳しい値上げといえるだろう。

ただし、値上げを行っていない銘柄もあるため、この機会に利用する銘柄を見直ししてもいいかもしれない。