11月7日から8日まで瀬泊まりでヒラマサ釣りの再挑戦と、夜釣りのマダイ釣りに釣行しました。ヒラマサもマダイもなかなか釣れない魚ですが、釣果ははたして?当日の模様をリポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山口義宏)

1泊2日の沖磯カゴ釣りに挑戦 日中はヒラマサに夜はマダイを狙う 

長崎の磯からヒラマサ釣り

今回選んだ釣行場所は長崎県平戸島の先端付近にある下阿値賀島。浜本釣りセンターさんのESPERANZAを利用して瀬渡してもらった。当日は午後1時半ごろに出港。

魚のネヤ

今回は事前の予約でヒラマサ狙いとお願いしているので、乗船後、船長の浜本さんから、下阿値賀島の魚のネヤという場所で最近ヒラマサが釣れているので、そこに行きましょうとなった。13時45分に魚のネヤというポイントに上磯。このポイントは初めてである。

場所は下阿値賀島の東側の突端付近にあり、足場はまあまあで、竿を振るのも問題無い所である。ただし寝場所が微妙でテントの設営は無理であり、なんとか岩場の窪みに寝るしかない感じである。瀬泊まりは寝場所が重要であるが、なかなか良い場所はないのが普通である。

1泊2日の沖磯カゴ釣りに挑戦 日中はヒラマサに夜はマダイを狙う 渡礁した魚のネヤ(提供:TSURINEWSライター山口義宏)

下阿値賀島

ここで簡単に下阿値賀島について説明する。下阿値賀島は長崎県の平戸島の概ね南西端の沖にあり、距離にして平戸島から約7Kmにある。下阿値賀島の北側には上阿値賀島という島があり、この両島は約2Km離れていて、平戸島沖に2つ並んで浮かんでいる。この両島は昔から磯釣りの超一級ポイントで有名であり、また五島に比べると短時間で釣り場に乗れる事も魅力のひとつだろう。

ヒラマサカゴ釣りタックル

さて、上磯後に既に先客の釣り人がいたが、間もなく納竿ということで、丁度いいタイミングで場所交替である。その方は朝の2時にそこに上磯して、1時間ほど前にヒラマサをヒットしたが、タモ入れ寸前でバラしたと話されていた。とりあえず簡単に狙いのポイントや、潮の流れなどを聞き、先客は乗って来た船で帰った。

私はまず立ち位置を決め、荷物は寝る場所付近に集めて釣りの準備を始めた。先ずはヒラマサ釣りの準備である。

タックルは5号竿インナーロッド使用、リールは遠投スピニング6000番、ミチイトはナイロン14号、ハリスはフロロカーボン10号、ハリはヒラマサバリ12号、かごは時期的にはヒラマサの活性が高いと判断して、反転かごの大を使用し、フリーでセットする。

エサ

エサは付けエサ用ボイルの特大を使用する。あとはきびなごの中サイズも持参している。反転かごの中にはまきエサ用ボイルを使う。なお、ボイルは本日の昼、夜、明日の午前に使うため計4角持参している。納竿は明日の12時の予定だ。