誰に投票してもかまわない。

ともかく投票率を上げることが肝心だ。

20代の投票率が80%になれば、政治家諸氏も20代に配慮しなければならなくなるだろう。

次に、一定年齢以下の国民に議席を割り当てるクオーター制の導入が考えられる。

一定年齢の議席を女性に割り当てるクオーター制を、女性ではなく若年層に当てはめるのだ。

私自身がSNSで意見を問うたところ、若年層に議席を割り当てるクオーターにはほとんどの人が賛成してくれた。

更に、未成年者にも参政権を与えるという制度変更が考えられる。

そもそも、参政権は主権者たる国民が主権を行使するという最も重大な権利だ。

一定年齢未満というだけで一方的に剥奪するのは明らかに不当だ。

判断能力のない幼い子供の場合は、親が代理行使すればいいだけのことだ。

未成年者票を斟酌しなければならなくなれば、政治家諸氏は未成年者の利益や子育て世代の利益を無視することができなくなる。

他にもいろいろな手法が考えられるだろうが、政治的な世代間不平等は是非とも解消すべきだと私は考える。

編集部より:この記事は弁護士、荘司雅彦氏のブログ「荘司雅彦の最終弁論」2022年11月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は荘司氏のブログをご覧ください。