イーロン・マスク氏、Twitter買収の理由を語る 「文明の未来に重要」

イーロン・マスク氏、Twitter買収の理由を語る 「文明の未来に重要」(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース
 Twitterを買収するのは文明の未来に重要だから――Twitter買収を提案している起業家のイーロン・マスク氏が10月27日、自身の考えを表明しました。

イーロン・マスク氏自身の本音の部分は分からないが、彼自身は自由な言論空間の持つ意味を「未来」という視点で語っている。と同時に彼は経営者でもあり、これまで企業規模やユーザー数に比して、経営面での黒字化が難しかったTwitterを、収益が見込めるまともな企業に変えようとする取り組みは、これまでTwitter社が怠ってきた一面を補完する意味があるだろう。

マスク氏は、テスラの全社員に対して、6項目の業務に対する姿勢、あり方を求めた。

ハウスクリーニングのベンチャーを立ち上げた、創業者の @LiamKircher 氏は、イーロン・マスク氏がテスラ社員向けに出したEmailの中身に触れ、6つの重要なファクターについて整理している。

1)大規模な会議をするな 2)貢献していない会議には出るな 3)指揮系統に捉われるな 4)賢く喋ろうとするな明確に喋れ 5)会議の回数を減らせ 6)常識的に判断しろ

これらは日本国内の企業においても邪魔だとされる内容で、企業内の変革を求められた時、当たり前に取り上げられる視点であり、重要なファクターだ。

これまたTwitter Japanをdisることを書いてしまうが、Twitter Japanの広報担当者は、このマスク氏が否定した中身を全て行ってきたのだろう。つまり、企業の生産性向上に一切必要とされていないことばかりに着目してきたのが、Twitter Japanの広報だったのだ。

だから、全員、クビになった。つまり、意識高い系の口だけ人間は必要ない。ましてや、自称リベラル思考のイデオロギーによる発想や業務姿勢など、邪魔にしかならない。

以前の拙稿でも触れたように、朝日新聞系メディアの記者が暴露した、Twitterの意識高い系社員が世論誘導していた実態は結果的にTwitterの自由な言論空間を奪い、自由な経済活動をも奪ってきたのだ。

ジャック・ドーシーが生み出した実に革新的な言論空間としてのプラットフォームに、政治イデオロギーを持ち込む愚策を行なってきたのだ。Twitter Japanの社員は猛省すべきだと思う。